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151年21日~30日『婚約』

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151年17日~20日『婿と姑』


17日。
今日の試合で父さんが勝てば、決勝進出だね。
僕も精一杯、応援頑張るからね!


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見習いを卒業したから、畑でポト以外にもニゴを栽培できるようになったよ。


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最初の1個から赤ニゴが採れるなんて、幸先がいいなぁ♪







キリがいいところで仕事を終えて、遅刻しないように闘技場へ。


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準決勝の相手は魔導師のディビーさん。
2人とも気合充分だ。


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やっぱり選抜戦と違って、勇者決定戦はレベルが高い。
今回も物凄い接戦で、残り10秒くらいになってもどっちが勝つのか予想出来ないんだ。

頑張って、父さん…!


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僕や母さんたちの応援が効いたのか、試合に勝ったのは父さんだった!
お疲れ様!これで決勝で勝てたら、またバグウェルと戦えるんだ。
父さんはその日の為に今まで頑張ってきたんだって、僕が小さい頃からずっと話してくれてたものね。














18日。
今日は果樹園で果物を収穫。


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これも見習いの時は出来なかった仕事だから、なんだか嬉しいな。
たくさん収穫して、少し余裕があったらちょっとだけ家に持って帰ろう。









夜はおばあちゃんの準決勝の応援へ。


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おばあちゃんもここで勝てたら決勝進出。頑張って!


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残り時間半分で3点差…。
ここで一気に離しておかないと、簡単に逆転されそうで怖いな。


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最後まで3点の差を保ったまま、おばちゃんの勝利!
こういうのを、辛勝…っていうんだよね。
だけど勝ちは勝ち。決勝進出おめでとう、おばあちゃん。














19日。
いよいよ今年の勇者決定戦の決勝。


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対戦相手はおばあちゃんだから、僕としては両方とも応援したい、かな?
何であれ、いい試合が出来るといいよね。










そして決勝戦。
リング上で、父さんとおばあちゃんが相対してる。


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おばあちゃんはいつも以上に不敵な笑いを浮かべていて、父さんは……あれ?なんだか少し怖気づいてる?
…気のせいかな。


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試合開始のゴングが鳴って、構える2人。
…やっぱりどっちか1人だけ応援なんて出来ないよ。2人とも、頑張って!


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今のところ、おばあちゃんの方が優位に立ってる。
父さんはいつも通りの力が発揮出来てないような気がする…。
おばあちゃんが相手だから、ちょっと遠慮してるのかな…。


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だけど勝負事に関しては妥協しない父さん。
最後に巻き返して、とうとう優勝を勝ち取ってくれた!
やったね父さん!これでまた、バグウェルと戦うことが出来るよ!


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試合を終えてリングから下りてきた父さんに声を掛けたら、父さんも満面の笑顔で応えてくれた。
次は竜騎士の試練だね。4年間頑張ってきた成果、バグウェルに見せてあげよう!














20日。
今日は星祭りの日。それから、来年の劇の主役を決める投票もある。
だけどその前に、僕はエディ君に会いに行く。


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エディ君、お誕生日おめでとう!
この間までは何だか元気がなかったけど、ここ最近は雲が晴れたみたいに元気になってくれた。
心配してたから、安心したよ。…また何か悩み事がある時は、遠慮しないで僕に相談してね?





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いよいよ投票が始まる。
エディ君は、主役候補の1人に選ばれてたんだね。


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ペリコ先輩は、去年も勇者ダロス役をやってた『モテモテさん』だ。
だけど僕は、迷わずエディ君に投票するよ!


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それからリアナ姫役の候補には、ジャンナ先輩とルイーズちゃんが選ばれてる。
ジャンナ先輩も、去年主役を務めてたよね。
だけどもちろん、僕はルイーズちゃんに投票!


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まずはダロス役の投票から。

うーん、やっぱりペリコ先輩は人気だなぁ。


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残念だったね、エディ君。
でもラタン役だって、重要な役だもの。それにきっと衣装なんかも似合うと思うよ。


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次に、リアナ姫役の投票。
ルイーズちゃんは本物のお姫様だからね。この結果は当然なんじゃないかな。


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おめでとう、ルイーズちゃん♪
…あ、そうだ。


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たまには僕からもお誘いさせてね♪







復活の儀式まで時間があるから、その間に川で魚釣り。


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休日にも仕事ポイント稼ぎ。…こういうの、ワーカーホリックっていうのかな?








そろそろ復活の儀式の時間が近付いてきたから、一足先に誓いの丘へ。
進行役のアルドヘルムさんに、挨拶をしておこう。


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…それにしても、いつになく上機嫌だなぁ、アルドヘルムさん。
何かいいことでもあったのかな?


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成人して初めて参加する、復活の儀式。
僕の手から離れたソルのともしびが、フワフワ風に乗って揚がっていく。

ここにいるみんなの祈りを乗せて、キラキラ、ユラユラ。

ゆっくり、昇っていく。








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アヅマ君、無事に勇者の座を死守しました!
しかし、婿と姑の試合前の会話も用意されてたんですね…!これは嬉しかったです♪

アルドヘルム君の恋人欄に、久々に名前が!
でも微妙だなぁ; なんだかペネロペちゃん、違う人とくっつきそうなんだもの。。。

151年10日~16日『一人前』


10日。
今日は父さんの第1試合があるね。


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うん、必ず応援に行くから、父さんも頑張って!







それから、お昼にスチュアート叔父さんの結婚式がある筈だったんだけど…


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叔父さんが遅刻しちゃって、式はキャンセルになっちゃった。
…後でケイトさんとケンカにならなきゃいいんだけど…。










そして夕方は、朝約束した通り、闘技場に父さんの応援に行ったんだ。


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対戦相手のアンバーさんは、ニールさんのお姉さんで、元・勇者のクリスティンさんの娘さん。
凄く強いみたいだけど…頑張って、父さん!


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残り時間半分になったけど、父さんとアンバーさんの点差は倍くらい開いちゃってる。
ここから巻き返していかないと、少し厳しいかも…。


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途中危なかったけど、試合は父さんの勝ちで終わった!
まずは1回戦突破だね!














11日。
昨日キャンセルになったスチュアート叔父さんの結婚式が、今日無事に挙げられた。


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おめでとう、叔父さん!
ケイトさんとお幸せにね♪


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結婚式の後で畑仕事をしに行ったら、スチュアート叔父さんと鉢合わせた。
叔父さんの方のソリナス姓を名乗ることにしたんだね。
ソリナス姓はもう、おじいちゃんとおばあちゃん、それに叔父さんだけだったから、なんだか安心したよ。














12日。
今日は夏至だから、朝ごはんはみんなでフギの燻製を食べよう。


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昼が長いと、いつもよりもっと仕事を頑張れそうだよね!
なんだか得した気分になるよ♪







水車小屋で種を買おうと思ってたら、ルイーズちゃんがデートに誘ってくれた。


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明日はどこに遊びに行こうか?楽しみだね♪








夜はおばあちゃんの第1試合の応援に。


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相手は親衛隊員のマイケルさん。
試合開始のゴングが鳴って、僕も一生懸命応援!


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点差は大体40点。
おばあちゃんなら大丈夫だと思うけど…油断はしないでね!


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最後、ちょっとヒヤッとしたけど、おばあちゃんが勝ったよ!
これでおばあちゃんも2回戦進出だね♪












13日。
昨日デートの約束してたから、2人で一緒に学校の裏へ。


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今のままでも素敵だけど、花嫁修業を頑張ってるルイーズちゃんも、また素敵なんだろうなぁ。
頑張ってる人って、輝いて見えるものね。














14日。
小さい頃から顔見知りのクラウディオさんと一緒に、練習試合。


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やっぱり親衛隊長だけあって、クラウディオさんは凄く強いや。
たまにはこうやって、練習試合もしていこう。
覚えてる技が初段のものだけっていうと、やっぱりちょっと気恥ずかしいからね。







昼、畑でポトを収穫したついでに、茸も採っておく。


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こういうふうに自生してる茸や植物も、少しだけど仕事ポイントになるから。
あ、でも茸を採ってると、たまにラダのフンが出てくることがあるから、注意!









今日の父さんの2回戦の相手は、魔導師長のファビオさん。


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ファビオさんがどのくらい強いか分からないけど、長っていうくらいだから手強い筈。


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試合時間、残り14秒。
父さんが逃げ切れればいいんだけど…


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やった!2回戦も父さんの勝ち!
かなり緊迫した戦いだったけど、僕は父さんを信じてたよ♪












16日。
今日は休日でデートの約束もあるから、まず身体を鍛えようと思って修練場に行ったんだけど…


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…3人のコから、立て続けにお誘いされてビックリした。
ごめん、僕はルイーズちゃん一筋だから。




早目に修練場を出て市場に寄ってみたら、姉さんが訓練用品のお店の前にいた。


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そっか、姉さんも今日は訓練して過ごすんだね。頑張って!









今日のデート場所は精霊の木。
…こうしてると、学生の頃約束を交わした日の事を思い出すね。


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「ねえ、ルイーズちゃん」
「む?」
「…キス、してもいい?」
「…うむ、構わんぞ!どこからでも来るが良い!」

言葉や態度は普段と全然変わらないけど、ルイーズちゃんの頬がほんのり赤い。
…ルイーズちゃんが照れてるところなんて、初めてみたかも。

もちろん、僕も同じくらい顔が赤いんだろうけどね。







デートの後、時間が余ったから少し魚釣りして納品。


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そしたら通算業績が5000ポイント貯まって、僕の見習い期間が終わったっていうお知らせが届いた。

これでやっと僕も一人前、かな?
これからは畑で栽培出来る野菜も増えるし、魚の餌だって今までより良い物が買える。
何より、果樹園で果物の収穫も出来るんだ。
…うわぁ、考えただけで凄く楽しみになってきた♪



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うん、ランキングも1位をキープ出来てるし、順調だね。
この調子で明日からも頑張っていこう!






夜になったから、おばあちゃんの第2試合の応援に行く。


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今日の相手は闘士長になったローザさんかぁ。
学生の時は、学校でお世話になったっけ。


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試合は凄く白熱してる。手に汗握るって、こういうことを言うんだね。
かなり競り合ってるから、全然目が離せないよ…!


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試合終了のゴングが鳴って、勝ったのはおばあちゃんの方だった。
ローザさんの最後のドラゴンファングが決まってたら、危なかったかも!
おばあちゃん、お疲れ様!









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スチュアート君が結婚式に遅れてしまった時は『大丈夫か?;』と思いましたが、翌日無事に結婚してくれて良かったですw
ソリナス姓も継いでくれたし、安心しました^^

そして今年もやってきました、勇者決定戦!
アヅマ君は勇者の座を守りきって、無事バグウェルと再戦出来るのか…。

151年7~9日『幸、不幸』

7日。

ミハイル叔父さんのところに、新しく赤ちゃんが産まれた!


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新しい僕の従妹、ジャクリーヌちゃん。
お兄ちゃんのカルメロ君とは逆で、お父さん似の赤い髪だね♪





出産のお祝いをして、お昼は約束通りルイーズちゃんとデート。


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今日は2人で久し振りに、学校の裏へ行ったんだ。


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あはは、でもやっぱり気が早いかな?


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花嫁修業かぁ。
だけどキミは、今のままでも充分素敵だよ?本当さ。














8日。
今日はフェルタ祭。
魚釣りしてようかと思ったけど、父さんが今年も劇に参加するみたいだから、今日は仕事はナシにして、お祭りを楽しむことにした。


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あ!ニールさんとジャンナ先輩も出演してたんだね。

「恋人がさらわれたんだぞ!黙っていろというのか!?」
「相手は恐ろしい魔術師、命を落としにいくようなものだ。
ま、お前ぇはハデに散ってこい


わあ、父さん凄いや!今の、アドリブっていうんでしょ?
劇は苦手だって言ってたのに、いつの間にか克服したんだね♪






劇の後は、大食い大会。


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今年はペネロペちゃんに、エディのお兄さんのアルドヘルムさん、それからロレッタ叔母さんも参加してる。
僕は観てるだけでお腹一杯になっちゃうのに、みんな凄いなぁ。


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今年の優勝はペネロペちゃん!
学生時代こども大将だった彼女は、こういう勝負事が昔から大好きだった。
新成人で大食い大会で優勝しちゃうなんて、やっぱりペネロペちゃんは凄い。














9日。
今日はいよいよ姉さんがお嫁に行く日だ。


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だから、とってもおめでたい日の筈だったんだけど…


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闘士長のセルゲイさんが、危篤だっていう報せも一緒に国中に届いた。

セルゲイさんはずっと先生をしてたから、僕も当然お世話になったんだ。
去年闘士長になって、これからって時、だったのに…。



とにかくお見舞いに行くより先に、今日がお誕生日のハヅキちゃんを家族でお祝い。


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ごめんね、ハヅキちゃん。何だか慌しくなっちゃって。







…誰にも死はやってくるけれど、やっぱりお別れは辛い。


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セルゲイさん、とっても優しい先生で、僕は大好きだった。
旅立ってほしくないけど、それは僕のワガママなんだ。
セルゲイさんは、先に天国で待ってる奥さんの元へやっと行けるんだって、昔から変わらない笑顔で話してくれた。


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父さんの親友で、シズニ神官のアルドヘルムさんは、セルゲイさんの一人息子さん。
立場上お葬式で親族として挨拶はできないけれど、みんなで一緒にセルゲイさんの旅立ちを見送りましょうね。









そして昼。
姉さんの結婚式に参列する為に、教会へ。


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父さん、先に来てたんだね。
…嬉しそうな姉さんとは対照的に、父さんは少し寂しそう。
大丈夫だよ、父さん。ニールさんと一緒なら、きっと姉さんは幸せになれるから。


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花嫁の控え室にいる姉さんに、一言お祝いの挨拶。

いよいよだね。少し時間掛かっちゃったけど、姉さんもやっと好きな人と一緒になれるんだ。


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アルドヘルムさん、お父さんの事で辛い思いをしていても、神官として結婚式の進行役を務めてくれてる。
たくさん感謝、しないとね。


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…父さん、時々言葉に詰まっちゃってたけど、無事に挨拶出来た。
仕方ないよ、父さんは昔から涙脆いところ、あるから。
娘の結婚式なんだから、殊更に感激しちゃうものね。


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続いて、ニールさんのお母さん、クリスティンさんの挨拶。
確かニールさんのお姉さんも結婚してた筈だから、クリスティンさんにとっては2回目の子供の結婚式なんだよね。
だけど例え何回目だろうと、感動するのは変わらないんだと思う。


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2人の誓いの言葉。
姉さん、少し涙声…かな。


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誓いのキスを交わして、晴れて2人は夫婦になった。
おめでとう、姉さん!ニールさん!


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結婚式が終わって、拍手と花吹雪の中、送り出される2人。
姉さんは今日から、『タマキ・ガルシア』だね。
住居はフェルタ区3-2。姉さんが一人暮らししてた家だよ。


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2人でどうかお幸せに!
来年は僕も『叔父さん』、かな?








幸せな結婚式の後は、悲しいお葬式。


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セルゲイさんは、これだけ大勢の人たちに慕われていたんだね。


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アルドヘルムさんの代わりに挨拶をするのはレアンドロさん。
セルゲイさんと、特別仲が良かったのかな?


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…おやすみなさい、セルゲイさん。
どうか今度は天国で、奥さんと2人、アルドヘルムさんや国のみんなを見守って下さい。










お葬式の帰りに、今年の勇者決定戦のトーナメント表を確認しておこう。


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今日はもう試合が終わっちゃったんだ。魔導師のティビーさんが勝ったんだね。
10日に父さん、12日におばあちゃんの試合がある。
どっちも忘れずに、応援に来なきゃ!









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いやはや、一週間ぶりです。ただいま戻りました><

タマキちゃん、無事に嫁いでいきました♪
2人の子供がどんな子か、今から楽しみです♪

反対に、セルゲイさんは残念でした…。
しかし国一番の長生きさんで記録にのっかってたんで、大往生…ですよね。
アル君はとうとう結婚しないまま、両親を見送ったことになります;;
もう、このまま独身貴族でいるつもりなんだろうか。。。

更新、一時休止します。

いつも閲覧して頂いて、誠にありがとうございます。

突然ですが、明日から足首の手術の為1週間程入院しますので、その間プレイ日記の更新はお休みさせて頂きます。
いやはや、手術&入院なんて生まれて初めての体験なので、ドキドキですよ^^;
とりあえず今は病院にお泊りしに行く感覚でいるので、不安ではないですけどねww

それでは、いっちょ手術頑張ってきます!^^ノシ

151年4日~6日『相談』


4日。
今日は料理コンテストの日だけど、少しでも仕事ポイントを稼いでおきたいから1日釣りをして過ごそうと思う。

うーん、どの辺で釣ろうかなぁ。ラナンの橋の近くか、川辺の広場の辺りか……ん?


「やあ、エディ君!」
「アサヒ君」
「料理コンテスト、キミは観に行くの?」
「あ…うん、まぁ、そのつもり。……」

…エディ君、元気がないけどどうしたんだろう?
成人式の日から様子が少し変だったから、気になってたんだよね…。

どうしたの?って僕が訊くより先に、エディ君が口を開いた。


「…あの、アサヒ君」
「うん?なに?」
「えぇと……実はボク、知り合いから相談を受けていてね。…その人にはとても仲が良い友達がいるんだ。…凄く大事な、親友なんだって」
「うん」
「そして、その人には昔から片思いしてる女性がいて。…だけど、その好きな人は、彼の親友と相思相愛なんだ」
「ええ?そうなんだ…」
「……その人は、一体どうしたらいいんだろう?どちらもとても大切な人だから、関係を壊すような事はしたくないし……かと言って、今は彼女を諦める踏ん切りもつける事が出来ない…」

エディ君、そんな難しい相談を受けてたんだ…。
だから最近元気がなかったんだね。


「うぅん…難しいよね…。そうだな、僕だったら…とにかく自分の想いを好きな人に伝えてみる、かな?それは親友も大事だけど……そのままじゃ、いつまで経っても前に進めないもの」
「…そう、だね。…ありがとう、アサヒ君。変な質問しちゃって、ごめん」
「ううん、悩み事があるならいつでも相談して?僕たち、親友なんだから♪」
「………うん」

近い内に遊びに行こうねって言って、僕とエディ君はそれぞれ目的地へ向かう。

…でも、最後にエディ君の見せた笑顔。
なんていうか…とても切ないような……そんな印象を受けたんだ。



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今日は南通りの川沿いで釣りをすることに決めた。


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釣り餌もたくさん買ってきたし、大物狙うぞー♪


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釣り餌が残り半分くらいになってきた頃、ルイーズちゃんが話し掛けに来てくれた。

…?でも、なんだかちょっと、難しい顔してるような…?


「…アサヒさん。私はそなたが好きだ」
「ありがとう、僕もキミが大好きだよ。…でも、突然どうしたの?」
「うむ…実は、な…」
「うん?」
「……いや、何でもない」
「???」

ルイーズちゃんは、さっきまでの難しい顔から一転して、いつも通りの明るい表情に戻った。
…なんだろう?何かあったんじゃないのかな?


「それより、今日の釣果はどうだ?ラゴルなどは良く釣れておるか?」
「え?ああ、うん。何尾か釣ったよ。だけど一番良く釣れるのは、やっぱりフィンだね」
「ふむ…フィンはやはり、一度燻してスモークパイにするのが良いな!あれは美味い!」

うーん、さっきまでの彼女の様子が気に掛かるけど…今こうやって楽しそうに笑ってるから、あえて蒸し返すこともないよね。








釣った魚は、もちろん納品。
うん、今日1日で、結構ポイントが加算されたよ♪



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余った時間も有効活用しなきゃね。
よぉし、今度は身体を鍛えに行こう!







っと、その前にサプリメントを取りに帰ろう。
そう思って城門前まで来た時、同級生のベアーテちゃんが僕を呼び止めてきた。



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…え、遊びに?
ごめんね、僕にはルイーズちゃんがいるから、キミとはお付き合いできないんだ。








サプリメントも飲んだし、訓練頑張るぞ!
あ、姉さんも来てたんだ?
え?ニールさんと一緒に来たの?



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ほんとだ。恋人と一緒に訓練するのも、励みになっていいかもね♪








一生懸命訓練してたら、母さんが労いの言葉を掛けてくれた。


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ありがとう、母さん。ちゃんと自分に合ったペースで訓練してるから、心配いらないからね?




サプリメントの効果も切れたし、暗くならない内に帰ろうかと思ったら、ペネロペちゃんに遊びに行こうって誘われちゃった。


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あれ、このあいだはエディ君が気になるって言ってたような…?
もしかして、うまくいかなかったのかな。
…でもごめん、僕はルイーズちゃんが一番なんだ。






あ、でも、帰る前に寄る所があったんだった。

エナ区のルイーズちゃんの家。
今日は彼女のお誕生日だから、お祝いしに行かなきゃ!


エナ区1-1に走って向かってたら、調度ルイーズちゃんが歩いてるのを見付けた。

「ルイーズちゃん!」
「ん?おお、アサヒさんではなか。…ふふん、さては私に会いたくなったのだな?」
「うん、それもあるけど、今日はキミのお誕生日でしょ?だからお祝いを言いに来たんだ。…お誕生日、おめでとう!ルイーズちゃん♪」


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「おお、そうであった。有り難う、アサヒさん」
「あ…でも、プレゼント用意してなかった……ごめんね」
「なんの。その心遣いこそが一番の贈り物だ」
「…うん、ありがとう♪」












5日。
いつもみたいに畑仕事に集中してると、ルイーズちゃんがデートのお誘いに来てくれた。



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もちろん、二つ返事でOK。
キミの為の時間なら、いつだって空けておくよ♪





収穫し終わって納品所に行ったら、久し振りにおじいちゃんに会った。


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とっても優しいおじいちゃん、小さいときから大好きなんだ。
料理も凄く上手で、酒場の店主を2年連続で務めたこともあるんだよ。
おじいちゃんの作った料理じゃ、『いむいむマフィン』が一番好きなんだよね。













6日。
今日は僕の誕生日。今年で6歳になったよ。



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毎年お祝いしてくれて、ありがとう♪





ルイーズちゃんとデートの約束してたから、早めにハールの庭園で待ってたんだけど…
ルイーズちゃんも、待ち合わせより早く来てくれたから、昼を待たずに出発。



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今日も、2人で果樹園に来たよ。
…うん、ここはやっぱり、いつ来てもいい香りがするね。







今日もルイーズちゃんを自宅まで送ってあげたんだけど…


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間髪入れずに、またデートに誘われちゃった。
それだけ一緒にいたいって思ってくれてるんだよね?…嬉しいな♪







その後はまた畑でポトの収穫。
今日は、たくさんの人が誕生日を祝ってくれた。



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仕事が終わって、少しでも時間に余裕があるなら訓練しに行く。

…あ、ルイーズちゃんも来てたんだ?
そうだね、将来女王様になったらゲーナの樹を退治する仕事が待ってるもの。
今からしっかり鍛えておかないといけないよね。



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程よく訓練して水飲み場で一息ついてると、視界に何か光るモノが。
何だろう?誰かが落としていったのかな?



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あ、これ…香水だ。
うーん、誰が落としたのか分からないし、とりあえず貰っちゃおうかな?
…そういえば僕、今まで香水なんて使ったことなかったなぁ。

明日、デートに行く前に使ってみよう。










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エディ君の恋人欄にルイーズちゃんの名前がのっかってからというもの、ちょっぴり気が気でなかったです^^;
ルイーズちゃんが心変わりしちゃったらどうしよう、とか><
ここはエディ君に気があるっぽいペネロペちゃんに期待したいトコですね!ww

151年2日、3日『果樹園』


2日。
仕事を頑張る為に、朝ごはんはしっかり食べないとね。



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父さんの作る料理、美味しいんだ。
僕も上手く作れるように、時々練習しなくちゃ。





ポトの種を買いに水車小屋へ行ったら、シズニ神官様…父さんの親友の、アルドヘルムさんに会った。


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いつもご苦労様です。
父さんが、『カノジョできたのか?』って心配してましたよ?






畑でペネロペちゃんとすれ違ったから、仕事頑張ろうねって言ったんだけど…


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まぁ、人それぞれだものね。
僕は仕事長になる為に、今日からハイペースで頑張るつもりだよ!

お喋りしながらポトを収穫してたんだけど、そこでペネロペちゃんがコッソリ教えてくれたんだ。


「わたし、実はね。…エディ君のコト、ちょっといいなって思ってるんだ~」
「え、そうなの?じゃあ早くデートのお誘いした方がいいよ。エディ君、ジャンナ先輩に告白されたって言ってたし」
「げ、マジで!?そりゃ聞き捨てならないわ!アサヒ君、情報サンキュー!」

エディ君、モテるんだなぁ。
でも僕にはルイーズちゃんがいるから♪



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やった!甘いポトが採れた♪
普通のポトより多くポイントが貰えるから、得した気分になるよね。







ちょっと疲れたから、近くの水飲み場で一息つこう。
…うん?むこうから走ってきてるのは…ルイーズちゃん?


「アサヒさん!明日の昼、早速出掛けるぞ!」
「明日かい?」
「なんぞ都合が悪いか?」
「ううん、大丈夫。もちろんOKだよ♪」


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「それよりちょっと気になるんだけど……なんで突然『さん』付けなの?」
「うむ、成人した殿方を呼び捨てるのははしたない事であると、父上から言われてな」
「僕は気にしないけどなぁ」
「そなたがどうであろうが、王族の者として常に己の言動に気を付けねばならん。将来王冠を継ぐ者であるなら尚更な」

そっか。普段あんまり親しくしてて忘れがちだけど、ルイーズちゃんは未来の女王様、なんだよね。
見えない所で、いろいろ努力してきたんだろうなぁ。


「それでは明日の昼、ハールの庭園で待つ!遅れるでないぞ!」
「わかった。明日、楽しみだね♪」
「うむ♪」

…あ、そうそう、この顔。
ルイーズちゃんのこの爽やかな笑顔が、僕は昔から大好きなんだ。






デートの約束をして、残りのポトの種を植えようと畑に戻る。

あ、スチュアート叔父さんだ。



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叔父さん、婚約したんだ?おめでとう!
結婚式には絶対参列するからね♪






今日のノルマ、ポト40個を収穫し終わったら、空いた時間で体力作り。


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戦士に興味はなくても、ちゃんと鍛えておかないとね。
足は速い方が移動が楽だし、力があった方が日常生活でも疲れにくくなる。
そして効率良く鍛えようと思うなら、美味しくなくてもサプリメントは飲んだ方がいい。








キリのいいところで訓練をやめて、暗くなってきたことだし家に帰ることに。

あれ?城門の前で仁王立ちしてるのって…ルイーズちゃん?


「ルイーズちゃん、どうしたの?そんな所で」
「うむ、そなたの帰りを待っていた。聞いておきたい事があるのでな」
「なに?」
「そなた、私の事をどう思う?好きか?」
「うん、もちろん大好きさ」


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僕が即答したら、ルイーズちゃんは最初驚いたように目を丸くしたけど、すぐに満足そうに笑った。

「そうか、大好きか!うむ、私もそなたが大好きだ!」
「また急にどうしたの?」
「どうという事もない。なんとなく訊いてみたくなった、それだけの事よ」
「?」

うーん?なんだかよく分からないけど、彼女が嬉しそうに笑ってるから、まぁいいや。
…僕も、『大好き』って言われて嬉しいな。













3日。
デートに行く前に、ちょっとイメージチェンジ。



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水色って、爽やかなイメージでルイーズちゃんを連想させられるんだ。
…うん、ちょっと派手かもしれないけど、僕は気に入ったな♪







ちょっと早いけど、遅刻するよりはいいよね。
大人になってからの初デート、楽しみだなぁ♪



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ぼんやり景色を眺めながら座ってると、昼1刻の鐘が鳴った。
それとほとんど同時に、後ろから声を掛けられる。


「アサヒさん!」
「あ、ルイーズちゃん!凄いね、時間ぴったりだよ」
「当然だとも。さあ、参ろうか!どこぞ行きたい場所などあれば聞くぞ?」
「うーん、今日はキミにお任せしてもいい?」
「ならば果樹園へ参ろう!」


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そんなわけで、僕らの初デートは果樹園に決定。
いつ来ても、ここにはたくさん木の実が生ってる。
僕も見習いを卒業したら、ここで仕事が出来るんだ。


「ん~、いい香りだね~」
「うむ、私は特にシトラが好きだ。母上が焼いて下さるシトラタルトが、幼い頃より大好物でな」
「そうなんだ。…ルイーズちゃんは、普段料理なんかするの?」
「嗜む程度にはな。しかし、
何故かいつも炭が出来上がるのだ


「へぇ、不思議だね!」
「うむ。何を作ろうとしても必ず最後は炭になる。…あれはどういう仕掛けなのであろう?」


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そんな会話をしながら、果樹園で楽しい時間を過ごして。
帰りは、僕が彼女を家まで送ることにした。



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男として、当然だよね。
2人で手を繋いで、ゆっくりルイーズちゃんの家があるエナ区に向かう。



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「楽しい時間とは、あっという間に過ぎるものだな」
「うん、なんだか少し寂しいよね」
「…また遠からず、2人で出掛けよう」
「もちろん♪」

また近い内にデートする約束をして、僕はルイーズちゃんの家を後にした。
さっきまで繋いでた手には、まだ彼女の温もりが残ってるような気がして。
…なんだかとても、胸の奥が暖かかった。









帰宅するにはまだ早いから、畑で一仕事していくことに。
すると調度姉さんも畑で収穫の真っ最中だったみたいで。



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あと少しで結婚式だね、姉さん。
イスカの乙女も似合ってたけど、その平服もやっぱり素敵だよ♪








集中して仕事してたら、いつの間にか夜になっちゃってた。


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だけどまだ種が残ってるから、全部収穫するまで帰らないよ!


せっせと収穫してたら、ジャンナ先輩に飲みに誘われた。
先輩のお母さんも親衛隊員だから、僕とエディ君とは小さい頃から仲良くしてもらってる。



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だけどごめんなさい、先輩。
仕事終わらせたいから、今日は行けないんだ。
よかったらまた別の日に誘ってね。


先輩が戻って行った後、今度は父さんが畑にやってきた。



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「アサヒ、お前まだ仕事してたのか」
「あ、父さん。ちょっと種を買いすぎちゃったみたいでね」
「ガンバるのはいいけど、あんまり根詰めすぎんなよ?カラダ壊すぞ」
「うん、ありがとう。あと少しで終わるから、父さんは先に帰ってて?」

朝までには帰って来いよって言って、父さんは帰って行った。

……よし、これで終わり!
ふぅ、疲れたなぁ。納品したら、急いで帰らなきゃ。


っと、その前に、ランキングの確認もしておこう。



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わ、いつの間にか年間業績が1番になっちゃってる!
ああでも、2番のウリエンさんとあんまり差がないから、油断は出来ないね。

だけど思ったより早くランクイン出来て、嬉しいな♪
よぉし、この調子でまずは来年農場員になれるように、頑張るぞ!










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久々の恋人期間が楽しくて仕方ない中の人ですw
恋人ならではの初々しさとか、会話内容とか…アヅマ君でのプレイ期間が結構長めだったお陰で、ちょこっとだけ忘れかけてましたww

仕事ポイントは今のところトップですが、まだまだこれからです!
年間業績最高記録更新を目指して頑張りますよー!

151年1日『特別』



―――――― 夢を見た。

今より幾つか小さい頃、僕は初めて『その子』と出会った。

最初は学校でお喋りする程度だったけど、次第に一緒に過ごす時間が増えていって。

3年生になる頃には、『その子』は僕にとっての『特別』になった。

『その子』も、僕を『特別』だと言ってくれて、

星祭りの日、精霊の木の下で、


『大人になったら絶対結婚しよう』


笑顔で、そんな早すぎるプロポーズをされたんだ。


『うん、僕たちずっと一緒にいようね!』


キミは僕の『特別』だから、断る理由なんてなかったよ。

友達以上、恋人未満。

そんな曖昧な関係も、今日で終わり。



――――――― 今日、僕たちは、大人に成る―――――――。







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生徒代表としての最後の役目。
3年間お世話になった先生たちに、心を込めて感謝する。



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いろんな事を教えてくれて、見守ってくれて、本当にありがとうございました!


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…成人した途端、今までとは世界が違って見える。

いよいよ僕も、大人として一歩踏み出したんだ。
うわぁ、なんだか凄くワクワクしてきた…!


僕の同級生たちも、成人したらグッと雰囲気が変わった。



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父親同士が同じ親衛隊員のエディ君とは、学校に入学する前から大の仲良し。なんだか顔も似てるから、よく『似たもの同士だね』って言われてた。
うん、僕もそう思うよ。

ルイーズちゃん、ベアーテちゃん、ペネロペちゃんとも仲のいい友達。
マサイアス君とエドウィーナちゃんは…まぁ、度々お喋りするくらいかな?



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僕もだいぶ雰囲気が変わったと思うけど……もう少し、背が高かったらよかったかなぁ。


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「父さん!改めて、今年もよろしくね」
「おぅ、ヨロシクな。…しっかし、ホントに立派になりやがって」
「そう?父さんに比べたら、僕なんてまだまださ」
「アサヒ…!お前はデカくなっても優しいまんまでいてくれるんだなぁっ…!」
「ええ?」

父さん目が潤んでるけど、どうしたんだろう?
…あ、そろそろ入学式も始まるみたいだ。僕も見ていこうかな。



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今年は新入生、3人だけなんだね。
去年が凄く多かったから、バランス的には調度いいのかな?
姉さんの恋人、ニールさんの妹のサマンサちゃんも、今年入学かぁ。
学校生活、楽しんでね。






入学式も見届けたし、鞄の中を整理しに一旦家に帰ろう。

……うん?城門前にいるのは、エディ君かな?



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「エディ君!」
「?…あ、アサヒ君。今帰り?」
「うん、持ち物の整理でもしようかなって。キミは?」
「ボクは市場にでも行こうかと思ってたんだけど…」
「…けど?」
「うん………実はジャンナ先輩に、さ。今度2人で遊びに行こうって誘われたんだ」
「そうなの!?わぁ、早速恋人が出来たなんて、凄いじゃないか♪」
「…でも、ボク……」

………?
エディ君、急に黙り込んで、どうしたんだろう?
嬉しくないのかな…?


「…エディ君?」
「……ううん、なんでもない。今度飲みにでも行こう、アサヒ君」
「あ、うん、もちろんさ。じゃあまた明日ね、エディ君!」

エディ君は手を振って、走って行っちゃった。
…とりあえず僕も、家に帰ろう。





家に帰ると、いつもみたいに母さんが笑顔で迎えてくれた。


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「おかえり、アサヒくん」
「ただいま、母さん。…あれ、ハヅキちゃんはまだ帰ってきてないの?」
「ええ。多分まだ、お外で遊んでるんじゃないかな?」
「そろそろ暗くなっちゃうし、迎えに行ってこようか?」
「ありがとう♪でもアサヒくんだって疲れたでしょう?お迎えにはママが行ってくるから、あなたはゆっくりしてなさい」
「そう?…じゃあ、そうするよ」

……『ママ』、かぁ。
確かに今までそう読んでたけど、大人になった今じゃその呼び方は恥ずかしいよ、母さん;


さて。ちょっと早いけど、明日は早速仕事始めだし、もう寝ようかな。
…やっと僕も畑仕事が出来るんだ。楽しみだなぁ…。





……僕がベッドに入ってウトウトし始めた頃。
誰かが派手に玄関のドアを開ける音がした。

…父さんが帰ってきたのかな。

そんな事をボンヤリ考えて、また眠りの中に引き摺り込まれていこうとした、瞬間。

「くぉら、アサヒ!!」


「わぁ!?」

耳元で怒鳴られて、ビックリした勢いでそのまま飛び起きた。

見てみると、僕の枕元に仁王立ちしたルイーズちゃんがこっちを見下ろしてる。


「なんだ、ルイーズちゃんか…。ビックリしたぁ」
「まったく、待ちくたびれて出向いてみれば…。私を放って眠りこけるとは、随分な事だな」
「ええ?」
「まあ良い。…約束を果たしに参ったぞ」

一度間を置いてから、ルイーズちゃんは凄く爽やかな笑顔で、

「アサヒ。いや、アサヒ『さん』。
さあ、結婚しよう!


「うん、ちょっと落ち着こう?」

「む、一体何だと言うのだ。まさか、約束を違えるつもりではあるまいな?」
「そうじゃなくて。そういう大事なことは、もっと段階を踏んでからじゃないと、ね?」
「段階ならば十二分に踏んできたであろうが。まだ何か足りぬと申すか?」

凄く足りないと思う。

まずは『大人として』のデートから、でしょ?成人初日に結婚なんて、

多分父さんがショック死するよ


「む、成程それはいかんな。それでは…」

一つ咳払いをして、彼女はまた笑顔を浮かべた。

「近い内に、また2人で出掛けぬか?」


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「もちろん。僕でよければ」
「そなたでなければならんのだ。何と言っても私の『特別』なのだから」

『特別』。

僕があの星祭りの日、ルイーズちゃんに『キミは僕の『特別』だよ』って言ったら

ルイーズちゃんも、『そなたも私の『特別』だ』って応えてくれた。


……うん。改めて覚えててくれたんだって思うと、凄く嬉しい。


「…では、邪魔をしたな。明日に備えて、ゆるりと休むが良い」
「うん。おやすみ、ルイーズちゃん」


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そうして彼女は、満足そうに大股で帰って行った。

デート、かぁ。…楽しみが増えた。

ウキウキした気持ちで目を瞑ろうとした時、むこうのダブルベッドで眠ってたハズの母さんが、そっとこっちを向いて微笑んだ。


「…よかったね、アサヒくん♪」
「起きてたの?母さん」
「そりゃあ、あんなに大きな声だったら起きちゃうよ」
「…母さん、父さんにはまだ内緒にしてて?」
「うん、わかった♪…ハーちゃんは眠ってるから大丈夫よ」
「ありがとう」

父さんはああ見えて心配性だから、デートの度にこっそり付いて来そうだもん。
とりあえず今は、僕と母さんだけの秘密だね。


さて、なんだかんだで遅くなっちゃった。明日から仕事、頑張ろう。










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ということで、2代目アサヒ君の日記がスタートしました!
目標はもちろん、『仕事長』!『仕事の鬼』!
バリバリ頑張りますよー!><ノ

そして仲良しのルイーズちゃんと、成人初日に恋人同士になれました♪
今年中に婚約までいけるかなー?
仕事に恋愛に、成人初年からやる事がいっぱいです^^

150年23日~30日『永遠に君を愛す』


23日。
ハーティさんに赤ん坊が産まれた。



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長いことイスカの乙女やってて、だいぶ時間が経っちまったけど、ようやくハーティさんも母さんになれたんだな。


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産まれた男の子は、『イヴァーノ』って立派な名前を貰った。
大きくなったら、ウチのツバキと仲良くしてくれよ~。



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…つーかハーティさん、スゲェ家に住んでんのな;
家のド真ん中に木が生えてら…;













24日。
タバサの15歳の誕生日。



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やっぱり、お前は何歳になってもキレイだよ。


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ゴメンな、タバサ;
今年はあの花、用意できなかった;
代わりと言っちゃなんだが、このコサージュを受け取ってくれ。







昼、ダロスの早駆けの為に子供とその親が勇者の公園に集まった。


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アサヒはこれがラスト、ハヅキは初めての早駆けだな。
何番でもいいから、ガンバって走り抜けよ!





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今年の一等賞、こども大将は、ペネロペに決定。
ハヅキも結構早かったけど、惜しかったな。アサヒも、よくガンバった。





公園からの帰り、市場通りでアサヒを見掛けたから、せっかくだし一緒に帰ることにした。


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「来年はお前も成人だな、アサヒ」
「うん!早くいろんな仕事したいな~」
「そうだな。なんたって、夢は仕事長だからな」
「それだけじゃないよ。いっぱい働いて、パパとママ、それに妹たちに楽させてあげるんだ!」
「ははっ!そりゃ楽しみだ!」

コイツの夢に『妹たち』も加わってたコトが、なんか凄く嬉しい。
…いつも勉強ガンバってるお前なら、きっと大丈夫だよ。応援してるぜ、アサヒ。



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25日。
日付は変わって、今日は俺の16歳の誕生日だ。



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今はこうやって大勢で誕生祝いしてっけど、アサヒとハヅキ、それにツバキだって、いつかはタマキみてぇに独立していっちまうんだよな…。
あと何年、こんな賑やかな時間を過ごすことができるんだろう。













27日。
3年前に亡くなったルーファスさんの奥サン、フローラさんが息を引き取った。



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フローラさんは、天国でルーファスさんにちゃんと会えたかな。












30日。
家族で囲む、今年最後の食卓。



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コレ食ったら、ツバキにミルクやらねぇと。






そんで昼。1年の締め括りの夫婦デート。


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俺はお前と結婚できて、ホントに幸せだよ、タバサ。
…お前はどうだ?…って、その顔見りゃあ訊くまでもねぇか。





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来年、自分の誕生日に結婚するタマキに年末の挨拶をしに行って、


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寝る前に、3人の子供らにも感謝を伝える。

それから全員寝静まったところで、俺はダイニングでイスに深く腰掛けた。

…ホントに、今年もいろいろあったなぁ。
来年は、俺が移住してきて10年目の年か。…どうりで老けるワケだ。

俺が一人で物思いにふけってると、タバサも寝室からこっちにやってきた。


「あなた、眠れないんですか?」
「んー?…いや、そういうワケじゃねぇんだけどな。移住してきてから今までのコト、なーんかいろいろ思い出しちまってさ」
「…あれから、もう随分経ちましたね」
「だな。今じゃ俺も、所帯じみた立派なオッサンだ」
「ふふっ♪」
「………なぁ、タバサ」
「はい」
「愛してるぜ」
「私も。あなたのこと、世界で一番愛してます」


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2人、肩を寄せ合ってお互いの温もりを感じる。
来年も、再来年も、この先ずっと。
こんなふうに、寄り添って生きていこう。

何度でも言う。

――――――愛してるよ、タバサ。









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これにて、初代アヅマ君のお話は終了です。
今までお付き合い頂き、本当にありがとうございました!
プレイ日記を書き始めて、約1ヵ月ちょっと。
初めての拍手やコメントを頂戴した時、物凄く感激したのは、今でも大切な宝物です。

アヅマ君は初代ながら、親衛隊員になったり勇者になったり、果ては学校の先生にもなってくれて、かなり活躍してくれたと思います。
タバサちゃんっていうカワイイお嫁さんも貰って、最終的に4人の子宝にも恵まれて。
長女のタマキちゃんも無事に婚約してくれましたし、幸せな人生だったと思います。
親友のアルドヘルム君は残念ながら未だに恋人がいない状態ですが…その内きっといい人が見付かるものと信じてますw

次回からは、アカツキ家長男・アサヒ君のプレイ日記をスタートさせる所存です。
アサヒ君かハヅキちゃんかでかなり迷いましたが、結局仕事に生きるPCをやってみたくて、アサヒ君にしました。
これから、彼がどんな人生を送るのか、楽しみです♪

よろしければ、今後のアサヒ君の生き様を、どうぞ見届けてあげて下さい^^


150年17日~21日『アカツキ家四羽鴉』


17日。
親衛隊長のクラウディオさんトコに、3人目の子供が産まれた。



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おお、今度は女の子か~。
若アルも、報せ聞いてビックリしてるだろうな。…俺だってお義母さんがスチュアートを産んだって聞いた時は、飛び起きるくらいビックリしたっけ。





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昼はラナンの橋でタバサとデート。
…あれからタマキの婚約を知ったタバサは、感激して嬉し泣きしてた。
タバサも、なんだかんだでタマキのコトが心配だったみたいだ。


「来年は、タマちゃんもお嫁に行っちゃうんですね」
「まぁ、な」
「結婚式の挨拶、泣いて台無しにしないで下さいね?」
「ばっ…!; 俺ぁ泣かねーよ!」
「いーえ、絶対泣いちゃいます♪」
「な、泣かねぇったら泣かねぇ!;」







夜、婚約祝いってコトで、エールを持ってガルシアさん宅にお邪魔した。


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ニールはまだ帰ってなかったから、とりあえずクリスティンさんとニコラスさんにエールを振舞う。
婚約した当日にクリスティンさんたちも話しを聞いたようで、タマキが嫁になるコトに凄く喜んでくれた。



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あ、もちろんニールの妹のサマンサもな。
…ていうか、兄貴のニールと性格そっくりだな、サマンサ…;



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そのうちニールが帰ってきたから、コイツにもエールを瓶ごと渡す。
そしたら、その場で一気に飲み干しやがった。
…俺と違って酒に強いってか。ハハハ、オトコマエデスネー。













18日。
城見学っつーコトで、子供らを引率する。



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俺のすぐ後ろにはアサヒが付いてきてる。
学校の行事だけど、なんか親子で散歩っぽくていいな♪






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優等生として、キチンと自分の役割をこなしてる姿を見てっと、将来仕事長になるって夢も、ちゃんと叶えてくれるような気がした。












19日。
今年の魔導師候補が、今夜決まる。



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ファナさんは、親衛隊員のマイケルさんの奥サンだ。
だからここで優勝しても魔導師にはなれないんだが…でもま、とにかく俺は両方とも応援するぜ!



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なかなか熱い戦いだ。
ジェフリーが優位に立ってるけど、ファナさんが逆転するコトも充分ありえる。
ファナさんが追い抜くか、ジェフリーが逃げ切るか…



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結果、約100点の差でジェフリーが優勝。
ファナさんは負けちまったけど、2人ともナイスファイトだったぜ!













20日。
星祭りの日にルイーズ姫とどこかに出掛けるアサヒを見掛けて、なんとなく付いて行ってみた。



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チビッ子同士のかわいいデートってカンジかな?
タマキの時とは違って、なんか微笑ましい。






って、んなコトやってたから放流会に遅れちまった;


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と、とりあえず、並んでソレっぽくしとくか;







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復活の儀には、遅れずに参加。
この行事はやっぱ外せねぇよな~。




儀式も終わって周りの人たちが丘を下りだす中、俺とタバサは2人だけでソルのともしびを揚げる。


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ゆっくり昇っていくともしびを、2人で見送る。
いつまでもこうしていたいような気分だけど、そうもいかない。
家にはアサヒとハヅキが待ってるし、明日は4人目の子供が産まれるんだ。
…カラダが冷えない内に、帰ろう。タバサ。













21日。
早朝から、タバサの陣痛が始まった。



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さすがに4人目ってなると、俺もだいぶ落ち着いてられる。
だけど子供らはそうもいかねぇみたいで、2人揃って行ったり来たりして心配そうだ。



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「ママ、がんばって!応援してるから!」
「ありがとう、アサヒくん…」

もう、しっかり『兄ちゃん』だな、アサヒ。
お前がマジメで優しい子に育ってくれて、嬉しいよ。



それからイスカの乙女もやってきて、いよいよ出産の準備が整った。
俺の手を握るタバサの手に、一層力が入る。


―――――――そして。


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無事に、4人目が産まれた。
今度も俺と同じ黒い髪。



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新しく産まれた娘にも、他の子と同じように俺とタバサから一文字ずつ贈って、名前は『ツバキ』にした。
それにしてもこの子は、なんかノンビリした顔してんなぁ。



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「タバサ、お疲れ。…カラダは大丈夫か?」
「はい、大丈夫です。…ふふ、この子もあなたと同じ、キレイな黒い髪ですね」
「んー; 俺的には、1人くらいお前と同じ髪色の子が欲しかったかもな~」
「あら、それじゃあいっそのこと、6人目まで子供作っちゃいましょうか?」
「Σぶっ!?; お、お前なぁ;」
「ふふっ、冗談ですよ♪…半分だけ」
「…残り半分は本気なのかよ;」


…ったく、お前にゃいつもかなわねぇよ;
これから先も、ずっとそうなんだろうなぁ。
…うん、でも悪い気はしねぇ。

さて、と。ツバキのミルク、買ってこなきゃだな。









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ということで、三女・ツバキちゃんも黒髪でした!
アヅマ君の黒髪遺伝子は強いなぁww
しかし『のんきな性格』って…w 今まで見たことない性格が出ましたw

150年6日~16日『嬉しくも寂しい』

6日。
今年最初の、不幸な報せが国中に届く。



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なんだってまたフランキーさんが…!
とにかく、早く見舞いに行こう。




だけどまずは、アサヒの誕生日を祝ってやらねぇと。


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…あ、気が動転してバターポトなんか出しちまった; ゴメンな、アサヒ;







何かの間違いであってほしいって思っても、やっぱりフランキーさんはベッドで横になったまんまで。
それでも、俺が傍に行くとニッコリ笑ってくれた。



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「…フランキーさん…」
「…やぁ、アヅマ君か。…どうやら私にも、お迎えが来てしまったようだ…。………あぁ、君が移住してきた頃の事が、まるで昨日のことみたいだよ…」

…そうだな。移住してきて初めてのお隣さんが、フランキーさんたちで。
初めての練習試合でも、フランキーさんに負けちまってさ。

…あんなに元気だったのに、今、目の前で危篤状態になってるなんて…信じたくねぇよ。



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一人娘のクリスティンも結婚して、去年は孫も産まれたのに。
…仕方ないコトだって言えばそれまでだけど、やっぱりやるせねぇよ…。

……アレットさんは、いない。
魔獣でも出たのか、それとも…セルゲイさんみたいに、どっかで1人泣いてんのかな……。






夕方。旅立つフランキーさんを、みんなで見送る。


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…またいつか、俺が寿命でそっちに逝った時、会えるよな?フランキーさん…。


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葬儀が終わって、アレットさんにも声を掛ける。


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…アレットさんは静かに笑ってたけど、やっぱり目が赤かった。






葬儀の帰りに、一応今年の選抜試合のトーナメント表も確認していく。


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…って、タマキが早速エントリーしてる;
アイツ、魔導師にも興味あったのか…;













7日。

「ハヅキ、そろそろ学校に行く時間だろ?送ってってやろうか?」
「ヘーキ!父ちゃに送ってもらわなくったって、1人で行けるもん!」
「そ、そっか; じゃあ、気ィ付けて行くんだぞ?」



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やっぱりっつーか、なんつーか。
ハヅキにも頼ってもらえなかったのが、ちょっと寂しい;






昼間、通りを歩いてると、


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タマキの後任の、イスカの乙女とすれ違った。
今年の新成人のアメリアが引き継いだのか。スチュアートと付き合ってるみたいだし、お前もキリがいいところで引継ぎするんだぞー。













8日。
フェルタ祭が今年もやってきた。
例年通り村長役で劇に出演する俺だが、今年はアサヒも森の精霊役で出てる。



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…お、俺よりもセリフとか演技とか上手くやってるんだが…;
つか、舞台ソデからじゃなくて、ちゃんと正面から観たかったなぁ;



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劇が終わって、父子で並んで挨拶。
…その衣装、似合ってたぞ、アサヒ。







夕方からの大食い大会。
今年はなんと、ミハイルの嫁のロレッタが優勝した。



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う~ん、カワイイ顔してなかなかやるな、ロレッタも;












9日。
タマキは7歳、ハヅキは3歳の誕生日だ。



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よっしゃ、タマキにも後でケーキ持ってってやるか!




…と、思ってケーキ片手に城門前に出てみたら、またしてもタマキとニールが2人で歩いてくのを発見。
もちろん、気付かれないように付いて行くことにした。



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誰かの墓の影に隠れて様子を伺う俺。
…むぅ…仲がいいのは結構だけど、もうちょっと離れろニール!近づきすぎだっ!





タマキとニールが立ち去った後、なんとなく気になって結婚式の予約表を確認してみた。


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おー、去年の新成人同士で結婚するヤツらばっかだなー。
…あれ?ジーノ、今日結婚したのか。つーか、去年はエルマ姫と付き合ってなかったか?;
……ま、まぁ、エルマ姫も12日にエゴイツと結婚するみてぇだし、結果オーライってコトなのかな;













で、その12日。


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エルマ姫も無事に結婚。
…降嫁したってコトは、もう『姫』って呼ぶ必要もねぇのかな。
とにかく、これからは新しい家庭で幸せにな!

陛下は今日からあの広い城で一人暮らし。
だけど陛下のコトだから、ちょくちょく娘の顔見に行きそうだなぁ;
…エゴイツ、いろんな意味でガンバレよ;













13日。
今日もタマキのデートをコッソリ見守る……のはいいんだが。



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行き先が公衆浴場ってのが気に入らねぇ!;
ちょ、ニール!タマキから離れろ!ガン見すんなぁぁ!!;







…そんなこんなで、ヘトヘトになって帰ってきた俺を、タバサはいつもの笑顔で出迎えてくれた。
今日は俺たちの8回目の結婚記念日だ。



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8年、長いようであっという間だった気がする。
これからもずっと、一緒だぞ。













16日。
休日だから散歩でもするかと思ってブラブラしてたら、タマキとニールが教会に入っていくのを目撃した。

…おい。まさか、お前ら…!



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そっと覗いてみると、結婚式の予約表の前で、2人が笑い合ってて。
タマキの左手の薬指には、ニールから贈られたらしい指輪がキラキラ光りを反射してた。

……なんだろ、この気持ち。
嬉しいような、寂しいような……そんな、例えようもない気持ちだ。

呆然として突っ立ってたら、振り向いたタマキに見付かっちまった。


「え、父さん!?;」
「…アヅマ先生?久し振り!」
「……お前ら、婚約…したのか?」
「…ええ。あたしたち、結婚することにしたの」
「そっか……」

なんでだろ。
ニールのヤツに一言二言、文句言ってやろうと思ってたのに。
……全然、セリフが出てこねぇや。

そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、ニールはいきなりタマキの肩を抱き寄せて宣言した。


「そういう事だから、アヅマ先生。
再来年くらいには孫を見せられると思う


「今ここで言うコトか!?;」

ほ、ホント自由なヤロウだな、コイツ…!!;
見てみろ、タマキも真っ赤だぞ!!;


「タマキは俺が一生幸せにするよ。だからアヅマ先生、安心して俺に任せてくれ」
「……万が一泣かせやがったら、承知しねぇからな」
「ん。誓ってそんな事にはならないって、約束する」

…幸せそうなタマキを見てたら、文句なんて言えるワケねぇよな。
はーぁ……俺の負けだよ、ニール。


「…だそうだ。幸せになれよ、タマキ」
「…!…父さん、ありがとう…」


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式は来年の9日か。
長い婚約期間になるけど、それはそれで楽しめるモンだぞ。

…改めて、婚約おめでとう。









その日の夜は、タマキの初めての選抜試合だった。
早々と応援席に座ってるニールの後ろに、俺も陣取る。



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「あ、先生。さっきはどうも」
「…おぅ。タマキのヤツ、この試合勝てると思うか?」
「ん、まぁ無理だろうね」
「即答かよ!;」
「仕方ないさ。イスカの乙女になってたお陰で、成人してから本格的に訓練なんかやれなかっただろうし。持ち技も初段のものだけで、身体が仕上がってるとは思えない」
「………まぁな;」
「ま、相手に翻弄されて、猫パンチで応戦するタマキはカワイイだろうし、負けても俺が慰めてあげるから心配いらないよ」
「お前実はSだろ!!;」


そんな会話をしてる内に、試合は始まってたワケで。


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ニールの見立て通り、タマキの初段技じゃなかなか点が入らない。


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結局試合は70対8でタマキの負け。
残念な結果で終わったけど、この先本気で戦士を目指すつもりなら、まだまだチャンスはいくらでもある。
とにかくお疲れさん、タマキ。









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前回の記事で書き忘れたんですが、150年でアヅマ君の日記は終わりです。
かなり悩んだ末、2代目は息子のアサヒ君に引き継ぐことにしましたので。。。
なので、残り短いですが、最後までアヅマ君にお付き合い頂けたら幸いです><

そして、タマキちゃんは無事にニール君と婚約しました!
イスカの乙女になったり、本命がペリコ君になったりと、一時はどうなることかと思いましたが…これで一安心です♪
結婚式はアサヒ君に引き継いだ後になりますが、今から待ち遠しいです^^

150年1日~5日『長女の決断』


150年、1日。


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新年を迎えて、家族で囲む最初の食卓。
今年は去年より1人少ないから、やっぱり寂しい。



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アサヒとハヅキにお年玉を渡すのも忘れちゃいけねぇ。


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21日にはまた新しく家族が増えるし、今年もいい1年になりそうだ。







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毎年一緒のハズの新年の儀にポッカリ穴が開いたように感じるのは、イッポリート様がいなくなっちまったからだろう。







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昼からは成人式に出席して、新成人たちを先生として送り出す。
義弟のスチュアートも、今年で成人だ。



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見た目も性格も、お義父さん似のスチュアート。
今日から大人の仲間入りだな。ガンバレよ!








そんで夕方からは入学式。
ハヅキも今年から1年生だ。



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今年度の優等生に、なんとアサヒが選ばれてた!
毎日ガンバって勉強してたもんな。父さん鼻が高いぞ!




今年の入学生は、なかなか人数が多かった。


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ハヅキも入れて、全員で13人。
王太孫・ルイーザ姫の妹、ヘレナ姫と、親衛隊員のルシアさん(…と、フレッド)の次女・メーベルも一緒だ。
……ん?てことは、これまでウチの子3人とも、それぞれ王族と同級生ってコトになるな。
おお、偶然だけどなんかスゲェ。







寝る前に、明日の遠足が楽しみすぎてなかなか寝付けないらしいハヅキが話し掛けてきた。


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「父ちゃ、ガッコーってどういうコト勉強すんの?」
「んー?そりゃお前、いろいろだよ。国の歴史とか、生き物とか、戦士のコトとか」
「しーぽんの捕まえ方とかは?」

「そんな物騒なコトは勉強しなくてよろしい;」

…まさかハヅキのヤツ、まだ『しーぽん』食う気でいるんじゃねぇだろうな?;












2日。
若アルんトコに赤ん坊が産まれそうだって報せを聞いて、出産祝いに駆け付ける。



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タマキも新年早々、イスカの乙女の仕事ガンバってるな。


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若アルに似た、黒髪の女の子。
…若アルも、もう『親父』になったんだなぁ。
若くない方のアルにも、早いトコ春が来てくんねぇかなー;













4日。
今年の料理コンテストには、特に親しい人は出場してなかった。



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今年の優勝者はイボンヌさん。
近いうち、誰か誘って飲みに行くか。













5日。
今年最初の俺の授業。



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今年はアサヒが、最前列のド真ん中で号令をかける。
学校でアサヒに『先生』って呼ばれると、なんか変なカンジだ。



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おし、今日の授業終わり!
…ていうかヘレナ姫、初日から乗り遅れちまってる;
ま、まぁ、次から遅刻しないように、な?;






学校が終わって、茶葉の加工でもしようかと城門前の大通りに差し掛かった時、タマキとニールが連れ立って歩いてるのを発見した。

…少し迷ったけど、結局後をつけてみることにする。

2人の行き先は精霊の木。
俺は物音を立てないように気を付けながら、木の影に隠れて聞き耳を立てた。


「…ニール、怒ってないの?」
「何を?」
「…その…あたしが、他の人と付き合ってたこと、とか…」
「怒ってなんかないさ。タマキが誰と付き合ったって、もう一度俺の方を向かせればいいだけの話だろう?」
「…随分、自信があるのね」
「それじゃ、タマキは俺のこと嫌いか?」
「!………なによ、意地悪…」

…ニールのヤツ、普段はフラフラしてっけど、なかなか心が広いヤロウじゃねぇか………60点、てトコか。

「それより俺は、タマキがいつイスカの乙女を辞めるつもりなのか、そっちの方が気になるんだけど」
「な、なんでよ?」
「だって君がイスカの乙女だと、いつまで経っても結婚できない」
「っ!?」
「Σっ…!!?;」

い、いかん!;
ビックリして声が出るトコだったっ…!;


「ま、俺はいつまでも待つつもりでいるけど。一応、考えといてくれるか?タマキ」
「………」

少し黙った後、タマキはゆっくり頷いた。

「………わかったわ…」
「…ありがとう」


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…タマキは、どうするつもりなんだろう。
ニールが立ち去った後も、1人でムズカシイ顔して考え込んでるみたいだ。

……これが人生の分かれ目、かどうかはまだ分かんねぇけど、後悔なんてしないように、今の内に悩んどけよ、タマキ。


『アヅマ先生、さっきからあんなトコでなにやってるんだろー?』
『きっとしーぽん探してるんだよ。ハヅキちゃんに頼まれたのかも』







夜、なんとなく昔住んでたフェルタ区をブラついてみる。


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…あれ?1つ区画間違えたか。
ここはフェルタ区3。俺が住んでたのはフェルタ区2-2だから…って、ん?
なんかあの家の表札、見慣れた苗字が…



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…はい!?;

え、ちょ、なに!?; どーいうコト!?;
確かに今日の昼まではイスカ神殿が家だったハズ…!;

ワケが分からねぇで突っ立ってたら、後ろから急に声を掛けられた。



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「…父さん?何してるの、人ん家の前で」
「Σた、タマキ!?;…お前、イスカの乙女はどうした!?;」
「ああ、その事?…今日、他のコに引き継ぎしたの。だから私はお役御免ってワケ」

…やっぱそれって、ニールとのコトを考えて…なんだよな?
つーことは、タマキも結婚を意識してるって…そーいうコトだよな!?;


「…あ、いけない。ギート粉切らしてるんだったわ。…じゃあね、父さん」
「Σあっ!?ちょ、タマキ…!」

…あぁ、行っちまった;


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…でもまぁ、これで心配もちょっとは減った…かな?
少なくとも結婚の障害はなくなったし。
後はあいつら次第だろうけど、親としてはやっぱちょっとフクザツだ;

帰りの遅い俺を探しに来たタバサと一緒に、俺はようやく家路についた。

149年17日~30日『サプライズプレゼント』


17日。


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早朝から、大きな衝撃が国中を襲った。
今まで陛下を支えてきた王妃のイッポリート様が、危篤。
俺は朝メシもそこそこに、国王の居室へ急いだ。







ベッドに横たわってるイッポリート様。
俺が駆け付けた時はすでに、大勢の見舞い客が詰め掛けてた。



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まだ21歳だってのに、逝っちまうんスか…?
もうちょっと長生きして下さいよ…。


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見舞い客がひっきりなしに来てる間も、陛下はイッポリート様の傍にいた。
さすがにいつもみたいに元気ってワケじゃないけど…なんでだろう。陛下もイッポリート様も、表情は穏やかだ。


「………」
「…ん?いかがした、アヅマよ。余の顔に何か付いておるか?」
「あ、いえ、その………悲しそうじゃないのは、なんでなんだろうって」

口に出したところで、後悔した。
悲しくないハズねぇじゃねぇか。何バカみてぇなコト、俺は…

……だけど、陛下は少し考えるそぶりをした後で、こう返してきた。


「ふむ、確かに一時の別れは悲しいが、余とていずれ死ぬ。そうなれば、また会えるであろう?なに、余ももう年だ。そう長く待たせることもあるまいて」
「…そんな縁起でもねぇコト、言わないで下さいよ」
「ふっふ、そなたにはまだ解らぬ話かな。…イッポリートよ、しばしの別れであるが、じきに余もそちらへ参る。案ずる事なく、今はゆるりと休むがよい…」
「…心得ましてございます。殿下たちと共に、この国を、最期まで立派にお導き下さい……」


そう言い遺して、イッポリート様は眠るみたいに息を引き取った。
シーザー殿下とエルマ姫の嗚咽が聞こえる中で、陛下はそっと、イッポリート様の閉じられた瞼にキスを落とした…。









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夕方の墓地で、イッポリート様の葬儀は執り行われた。
喪主は王太子のシーザー殿下。



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キリッと引き締めた顔と声で、参列者たちに挨拶する姿は、さすが王太子だってこの場の全員に思わせるには充分だと思う。
こんな立派な世継ぎがいるんだ、何も心配なんていらないですね、イッポリート様。



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シズニ神官のアルの言葉で、葬儀は締め括られる。
…去年お袋さんを亡くしたアルの言葉が、なんだか凄く重みのあるモノに思えた。






葬儀が終わって、俺は若アルの応援の為に闘技場へ直行。


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だけどなかなか点が入らねぇで、0点のまま残り時間は半分になっちまった。
こりゃあ、巻き返すにしても少し急がねぇとヤバイぞ…。



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逆転ならず、若アルが負けちまった。
あと1回勝てば決勝だったのに…惜しかったな。













18日。
今日は城見学の日だ。
去年1回やったから、どういう内容かってのは大体覚えてる…つもりだ。



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今年はタマキがイスカの乙女だから、親子2人で子供らを引率するコトになる。
…うーん、なんかビミョーに調子狂うなぁ;………嬉しいケドよ。



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チョロチョロ動き回る子供たちをなんとかまとめて、無事に城の庭園に到着。
はぐれてるヤツはいねぇよなー?



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タマキに時々フォローされながら、なんとか今年も城の見学は終了。
さて、子供たちにはお待ちかねの、プレゼントの時間だ。



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…しっかし、ククリ・ド・アンってウマそうだよなー…。

「…なぁタマキ。1個余ってたりとか…」
「しないわよ」
「デスヨネー…」

去年もアサヒから分けてもらったし、さすがに今年も…なんて、カワイソウだよな;
しゃーない、ベルカタルトでガマンすっか…。









18日。
昨日に引き続き、今度は闘士長のカリーナさんが亡くなった。



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カリーナさんは、義弟嫁のロレッタのお袋さんだ。
今年の成人式の時とか、まだまだ元気だったのにな…。



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最近、近しい人が何人も亡くなって、正直気が滅入る。
だけど残った俺たちは、亡くなった人たちの分もしっかり生きなきゃな。













19日。
いよいよ今年の闘士候補が決まる。



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決勝進出してきた者同士、どっちも一歩も退かない。
大技に頼らねぇラッシュ攻撃が続いて、結果…



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今年の選抜戦を制したのは、アンバーだった。
…ていうか、今更だけど、アンバーの旧姓ってガルシアだったよな…?
クリスティンさんもガルシア姓で、この国にそんな苗字はクリスティンさんトコだけで……

ってコトは、アンバーはクリスティンさんの娘で、ニールの姉貴!?
…うわ、母娘で戦士か。スゲェなー;













20日。
星祭りの日ってコトで、放流会に参加。



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あれ、アサヒのヤツ、今年は参加しねぇのかよ。
せっかく親子で参加しようと思ってたのになー。



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魚を川に放して、放流会も終了。
タマキも進行役、お疲れさん。







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夜は誓いの丘でソルのともしびを揚げる。
このともしびが揚がってるトコを南の塔から見れたら、スゲェきれいなんだろうな。













21日。
珍しくセルゲイさんから飲みに誘われた。



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断る理由なんかねぇし、もちろん一緒に飲みに行く。


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ていうかセルゲイさん、闘士長になったんだな。
こないだカリーナさんが亡くなっちまったから、繰り上がりで就任したんだろう。
一緒に先生やれなくなったのは寂しい気もするけど、とにかく闘士長就任、おめでとっス!













21日。
タバサの14歳の誕生日だ。



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やっぱタバサは、壮年入りしてもあんま変わらねぇよな~。
…しいて言うなら、ますます見た目がお義母さんに似たってトコか?;





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去年見付けてから、なんとな~く探すコツみたいなのが分かったっつーか。
今年もちゃんと、この花を用意できたぜ。


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ダロスの早駆けまでまだ時間があるし、俺とタバサは久々に公衆浴場に行くことにした。


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んー、やっぱ広い風呂はいいな~。
生き返るぜ~…。







程よく暖まったところで、2人で勇者の公園に向かう。
しばらく待ってると、子供らや父兄が集まってきた。



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今年も元気に、子供たちが駆けて行く。
さて、誰が一番に戻ってくるか、だな。





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今年のこども大将は、エルヴェに決定。
アサヒは残念だったけど、よく頑張ったな!来年がラストチャンスだし、最後に一等賞獲れるといいな。













25日。
俺の15歳の誕生日。



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…去年のあのショッキングなオッサン化から、もう1年経つのか…。
この生え際のヤバさにも、もう慣れたよ…;








昼はデートの約束してたから、ラナンの橋へ。


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今日は人通りが多いから、さすがにキスすんのも少し照れる;




夕方、城門前の大通りを歩いてると、陛下から誕生日を祝われた。


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ちょ、不意打ちは卑怯っすよ、陛下!;
なんかビックリっていうか、緊張するじゃないスか;













30日。
のんびり釣りしてるトコに、横から声を掛けられた。



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お、ちゃんと引き継げたんだな、アンバー。
タイプは違うけど、これでお袋さんと揃って戦士になれたな。
再来年は勇者決定戦もあるし、これから同じ戦士としてヨロシクな!





釣った魚を料理しようと思って家に帰ったら、タバサが腹をさすってた。
…うーん?見間違いかもしんねぇけど、最近少しタバサがふっくらしてるように見えんだよなー。


「…なぁ、タバサ。お前最近、少しふっくらしてきてねぇ?」
「あ、やっぱり分かります?」
「ああ、やっぱ甘いモンは控えめにしといた方がいいかもな~」
「もう、違います!太ったんじゃなくって!」
「ん?ならなんだってんだ?」
「赤ちゃんができたみたいなんです♪」


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「え、ちょ、マジ!?」
「マジですよ♪」
「うわ、スゲェ嬉しい…!やったな、タバサ!」
「はい♪」


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…まさかこの歳になって、また子供を授かるなんて思ってなかった。
でも嬉しいコトに変わりないよな!
あとでタマキにも報せてやろう♪





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今年1年の感謝を伝えに言ったついでに、また兄弟が増えるぞって報せてやったら、少しビックリしてたけど喜んでくれた。

…そのお返しと言わんばかりに、今度はペリコと付き合うことになったって聞かされたが、さすがにソレは喜べなかった…;






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俺を迎えに来たらしいタバサにも感謝を伝えて、一緒に家に帰る。


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家で待ってたアサヒとハヅキにも、もちろん感謝。
来年は、もう一人弟か妹が出来るから、楽しみにしてろ~♪

今年最後に大きなサプライズプレゼントを貰って、俺は子供が産まれてくる日を楽しみにしながら、ベッドの中で目を閉じた。









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正直、4人目は予定してなかったので、懐妊報告があった時はホントにビックリしました@@
頑張るなぁ、タバサちゃんw
とにかく、4人目の誕生が楽しみです♪

それから、いつの間にか閲覧数が500を越えてて、こちらもビックリしました><
閲覧して下さってる方々、いつもコメント下さる方々、本当にありがとうございます!
これからも頑張って更新していきますので、よろしくお願いします!


149年5日~16日『心配性』

5日。
今年最初の俺の授業。



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アサヒも最前列でやる気充分だな!
うんうん、感心感心♪

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「おーし、今日はここまで!お前ら、気ィ付けて遊んで、暗くなったらソッコーで帰れよー!」
「「「おーす!」」」

みんな元気だなー。
やっぱ子供は元気が一番だ♪








6日。
アサヒの4歳の誕生日。



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っと、間違えてプリン出しちまった;
ゴメンゴメン、あとでちゃんとケーキも出してやるからな。













8日。
毎年恒例、フェルタ祭の日だ。



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うん……ハヅキ、劇の勇者は男しかやれねぇから、お前はホンモノの勇者を目指そう; な?;






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父さんは、劇じゃ万年村長だけどな……。




豊穣の広場での大食い大会も、忘れず観戦。


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去年結婚した若アルが、今年の優勝を掴み取った。
…そういや俺も、タマキがまだタバサの腹ん中にいた頃、大食い大会で優勝したんだっけなぁ。
なんかスゲェ懐かしいわ。






ついでに、今年の闘士選抜戦のトーナメント表を確認しておく。


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んー、今年は特に親しい知り合いは出てねぇな。
若アルとシーザー殿下くらい、か。
…アルも神官なんかにならなかったら、今年の試合にも出場できたんだろうになぁ;













9日。
タマキは6歳、ハヅキは2歳の誕生日。



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あ、また間違えてキッシュ出しちまった;
そ、そんな怒んなってハヅキ!; ちゃんとケーキも用意してっから!;

…ふぅ; あとでタマキにもケーキ届けに行ってやるかな。





昼からは、アルの元カノのハーティさんの結婚式が執り行われた。


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うわ; コレ、なんつー罰ゲームだよ…;
元カノとはいえ、好きだった女の結婚式の進行役とか;
…アルが神官じゃなかったら、飲みに誘ってやるんだけどな;






そんな結婚式からの帰り道。
タマキの姿が見えたんで、コッソリ後をつけてみる。



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なっ…!?; 相手がニールじゃねぇだと…!?
…エゴイツってお前……ソイツたしか他に付き合ってるコがいたと思うんだが!;

…俺が木の影で硬直してる間に、デートは終了。
ホント、どうなるんだタマキの恋愛は…;









10日。
闘技場で若アルの1回戦があるってんで、俺も応援に駆け付ける。



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おお、コレはなかなか展開が予測できない試合だな。
実力は大体同程度、か?



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17点の僅差で、若アルの勝利。
ふーむ、アイツもなかなかやるじゃねーか。













12日。
親元を離れたっつっても、娘は娘。
俺は休日のたびにこうしてイスカ神殿にタマキの顔を見に行ってる。



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「おい、タマキ。ちゃんとマトモにメシ食ってんのか?」
「大丈夫よ。これでもあたし、それなりに料理だって出来るんだから」
「そ、そっか…; ニールとは、どうなんだ?」
「別に、普通よ。…ほら、そこどいて。仕事のジャマよ」
「………;」

うぅ…; なんかタマキが冷たい;
あのカワイかったタマキはどこへ;







夜は闘技場で試合観戦。
今日はシーザー殿下の1回戦だ。



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スゲェな、殿下。
今んトコ相手の攻撃は全部ブロックしてっし、残り時間もまだ半分残ってんのに、もう200点取っちまった。
コレで今まで優勝できてねぇんだから、不思議だよな~;



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結局試合時間を少し残して、殿下のKO勝ち。
特別席で観戦してる陛下も満足そうに頷いてる。
こんだけ強い後継者なら、陛下も安心だろうな。













13日。
フランキーさんの娘・クリスティンに子供が産まれそうだって報せを聞いて、出産祝いに駆け付けると、調度今産まれたトコだったらしい。



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そっか、タマキはイスカの乙女だから、出産を手伝ったんだな。
クリスティンもタマキも、よく頑張ったよ。



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おー、クリスティン似の男の子か~。
元気に育つんだぞ~♪






出産祝いも済んで。
俺は見逃さなかったぜ…タマキがハールの庭園に駆け込んでくのを…!!

親バカだって言われても、心配なんだからしょーがない。
コッソリつけていくと、2人は学校の裏へ入って行った。



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きょ、今日はちゃんとニールとデートなんだな;
俺としてはどっちにしろフクザツだが、相手は1人に落ち着いてくれた方が、ちょっとだけ安心っつーか;
…まぁ、タバサの言うとおり、こればっかりは見守るしかねぇよなぁ;


『ねぇねぇ、アヅマ先生あんなトコでなにしてるんだろー?』
『きっと『おとなのじじょー』だよ。すごくシンケンな目してるしさー』








それから、今日は俺とタバサの7回目の結婚記念日。


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これからも、俺のコト支えてくれな。
俺も、お前のコト守るから。













14日。
若アルの第2試合だ。



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先制攻撃もキマったし、今のトコ若アルが優勢だ。
このまま、持ち堪えられるか…?



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結構な差を付けて、若アルの勝利。
こりゃあ、決勝までいけんじゃねーか?ガンバレよ、若アル!













16日。
休みだから釣りにでも行こうかと思ってたら、エルマ姫に話し掛けられた。



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ほっほー、姫は今ジーノと付き合ってるんだな。
ちょっと意外だけど、アイツは親父さんのルーファスさんに似てマジメだし、お袋さんのフローラさんみたいに優しいヤツだから、いい相手だと思うぜ?
俺は応援してるよ。








夜はエルマ姫の兄貴、シーザー殿下の2回戦。


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おっと、こりゃあ……かなり競り合ってるな。
あのシーザー殿下と渡り合うなんざ、ジョゼってヤツも相当強ぇ。
さて、どうなる…?



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うわ、惜しい!
もう1発キメてりゃ、殿下の勝ちだったかもな;
うーん、今年も優勝逃しちまったか…。でもまぁ、まだチャンスはあるし、あんだけ強けりゃいつか戦士になれるって!










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タマキちゃんのステータス欄に『♪』を発見すると、どうしても気になってストーキングしてしまう中の人ですww
んー、どうにか1人に落ち着いてくんないかなー;
ニール君はどうやら、今のところタマキちゃん一筋みたいですけど。。。
ワーネバのNPCの恋愛って、どう転ぶか分かりませんもんねー^^;

149年1日~4日『長女、成人。』


149年、1日。


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さて。また新しい年がやってきた。


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おお、アサヒがスゲェやる気だ。
今年も、いい1年にしていこうな!



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…お前にこうしてお年玉やるのも、今日で最後なんだよな。
そう思うと、なんかちょっと寂しい。









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ハールの庭園で、新年の儀に参加。
今年の天使像も、いい出来だ。









そして成人式に出席する為に、学校へ。
つっても、俺の場合、先生としての出席がメインなんだけどな。

始まるのを待ってると、タバサが駆け寄ってきた。



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「タマちゃん、いよいよ成人するんですね」
「だな。…赤ん坊だったのが、つい最近のコトみてぇだ。早ぇな、子供の成長ってヤツは」
「…ちょっとだけ、寂しいですね」
「…ん」

2人でシンミリ語ってると、昼1刻を告げる鐘が鳴った。

親として、先生として、しっかり見届けてやんねぇとな。



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偶然とはいえ、アルに進行役やってもらえるのはちょっと嬉しい。
…だけど、早いとこバトンタッチしとけよ、アル;



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今更だけど、ファビオさんとメイジーさん、夫婦で参議なんてスゲェな。
それからカリーナさん。ミハイルの嫁のロレッタのお袋さんだったんスね…;
通りで顔が似てるワケだよ;



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生徒代表は、今の工芸家、パウリーナの弟のガウルテリオ。
…うん、なんかジーンとくるなぁ、こういうの。



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ホント、みんな立派になりやがった。
…卒業と成人、おめでとう。





今年の新成人のメンツは、ざっとこんなカンジだ。


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陛下の娘のエルマ姫に、去年亡くなった親衛隊員ルーファスさんの息子・ジーノと、ユリアさんの娘・イレーヌ。
いなくなった2人の後任で親衛隊入りしたルシアさんの娘・ジャンナと、マイケルさんの娘・イリス。
それから、俺の大先輩、前・勇者のクリスティンさんの息子、ニール。

…なんか、こうやって見ると親衛隊に縁のあるヤツらがほとんどだな;
しかもなかなか美男美女が揃いやがった。

だけど、やっぱり俺的に一番美人だと思うのは…



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「タマキ!美人になったなぁ~!さすが俺の娘!」
「…ちょっと父さん。恥ずかしいから道ばたでそういうコト言うのやめて;」
「いーじゃねぇか、ホントのコトなんだからよ!」
「まったくもう; …入学式、そろそろ始まるんじゃないの?」
「おっと、いけね。…じゃあな、タマキ。妙な虫にひっつかれないようにしろよ!」
「余計なお世話!」

…ちぇ。タマキのヤツ、大人になったとたん、なんか冷たくねーか?

っとまぁ、気を取り直して。
次は入学式に出席しねーと。






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おお、そういやカルメロは今年入学だったな。
これから3年間よろしく。ちゃんと授業に出席すんだぞー?



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今年の新入生は3人か。
だけど、2・3年生のヤツらも一緒だから寂しくねぇぞ。



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俺もだいぶ先生ってのに慣れてきたし、今年も張り切って授業するからな!





入学式も済んで帰宅すると、楽しそうに鼻歌なんか歌ってるタマキが倉庫の整理をしてた。

「あら、父さん。おかえりなさい」
「おぅ、ただいま~。…なんかヤケに嬉しそうじゃねーか。何かあったのか?」
「別に大したコトじゃないわ。ニールと付き合ってみることにしただけ」
「へぇ、そっかー。ニールと付き合ってみることに………は!?


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…ちょっと待て; 付き合うって、ニールって…

「お、お父さん、そんな急な結婚は認められませんよ!!?;」

「飛躍しすぎ!;誰も結婚するなんて言ってないでしょ!!;

「だ、だけど付き合うってのは、将来そーいうコトになるってコトだろ?;」
「あのねぇ、まだ先のコトなんて分かんないわよ。ニールに付き合おうって言われたから、付き合ってみることにしただけで。…ひょっとしたらまた違う誰かと付き合うことになるかも知れないでしょ?」
「…!!?;」

…さ、最近のワカモノってなぁ、大体こんな考え方してんのか?;
恋愛はこう…もっと一途にだな…!;

……って、俺が一人モンモンとしてる間に、タマキはまた出掛けちまった;
うぅ、娘の恋愛か…。想像してたよりキッツイなぁ;













2日。
タマキにアタックしてきやがったニールへのフクザツな気持ちを、ホイホイ出てきた魔獣にぶつける。



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「コンチクショー!!ニール、あのヤロー!!」

「「「!!?;」」」












3日。
今年最初のデート in ラナンの橋。



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「…はぁ。タマキのヤツ、子供の頃はあんなにあどけなかったのになぁ…」
「タマちゃんだって、もう大人なんですもん。私たちは静かに見守っててあげましょう?」
「そりゃそうだケドよ~…」

落ち込む俺とは反対に、タバサはクスクス笑ってる。
…お前は強ぇなぁ。コレも父親と母親の違いなんかな?













4日。
…昨日は、タマキが帰ってこなかった。

……ま、まさか、朝帰り……!!?;
なんてこった、ニールのヤロウに手篭めにされちまったってのか!!?;
うぅっ!!だけどニールはクリスティンさんの息子だし、そんなコトしねぇハズ…


…なんて、一人でグルグルしてる内に朝メシの時間。
そんな時間になってもタマキは帰ってこない。

心配になって、朝メシを済ませてから大通りに出た。
すると調度、目の前をイスカの乙女が横切って………って、



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タマキ!!?;

ちょ……ちょいちょいちょい!!!;


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「タマキお前…何やってんの!!?;」
「何って、見れば分かるでしょ?イスカの乙女を引き継いだのよ」

「行き遅れるつもりかよ!!;」

失礼ね!!; そういう偏見やめてよね!」

そ、そりゃそうだけど…;
こんな、まさかのスピード独立とかアリかよ;


「…あたし、実は学生の時からイスカの乙女にちょっと憧れてたの。だからあたしはこれで満足。…そういうコトだから、心配しないでって母さんにも伝えといて。じゃあね」
「お、おい、タマキ…!」

………ああ、行っちまった;
ホント、なんであんなクールになっちまったんだ…;

……仕方ねぇ、タバサも心配してたし、とりあえず伝えといてやるか…。








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そんなこんなで気分は沈んでても、料理コンテストはしっかり見物。
今年はミハイルが出場してら。アイツ、料理なんか出来たのか…。



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だけど神官の反応はイマイチ。
うーん、タバサといい、お前もお義父さんの料理の才能は受け継いでなかったか。



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結局、今年はイサベルさんが優勝。
ま、収まるトコに収まったってカンジかな?









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タマキちゃん、やっと成人!…と思ったら、まさかのイスカの乙女になっちゃいましたよ…!@@;
速攻で彼氏もGETしちゃったし、これからどうなることか;
ニール君、頼むから神官にはならないで~;;

148年24日~30日『おいでませ壮年』


24日。
タバサの13歳の誕生日。



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ふっふっふ。
今年は見付けたぜ!あの珍しい花!



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「あっ、これ…!」
「ふふん。今年はバッチリ見付けてきたぜ!…受け取ってくれるか?」
「もちろんです!ありがとうございます、とっても嬉しい♪」

初めてこの花をプレゼントした時みてぇに、タバサは物凄く喜んでくれた。
…ああ、俺ってこの顔が見たくて、毎年この花を探してたんだよな。

よっしゃ!来年も気合入れて探すぞ!








昼は、勇者の公園でダロスの早駆けだ。


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今年は親としてじゃなく、先生として参加。
…アサヒは初めての早駆けだし、タマキはこれが最後なんだよな。



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神官の掛け声で、子供らは一斉に駆けて行く。

ていうか、今更だけど……アスター神官、コロコロ代わりすぎじゃねぇか?;






夕方2刻になって、いよいよ結果発表。


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今年の一番乗りはエゴイツか~。
惜しかったな、タマキ、アサヒ。



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「あーぁ。今年で最後だったのに、一番になれなかったよ…」
「僕はみんなよりすごく遅れちゃった…」

揃ってガックリ肩を落とすタマキとアサヒを見て、俺とタバサは顔を見合わせてコッソリ苦笑い。

「でも、2人ともよくガンバったじゃねーか!だから残念賞で、今年はフルーツタルト焼いてやる!」
「フルーツタルト!?やったぁ!」
「わぁ!ありがとう、パパ♪」

…ったく、さっきまでの落ち込みはどこへやら、だぜ。
こんだけ期待されちゃ、俺も腕の振るい甲斐があるってモンだ!



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25日。
俺の誕生日……そして、運命のオッサンデビューの日だ…。

まだ誰も起きてない早朝。恐る恐る、鏡の前に立つ。
…だけど、なかなか鏡が見れなくて、俺の視線は床を見詰めたままだ;


(…頼むぜカミサマ…; ハゲだけはっ…!ハゲだけはカンベンしてくれ…!)

意を決して。

俺は顔を上げて、オッサンの自分が映る鏡を、見た。








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「………!!!」

……ハゲてない。だけど、

生え際がスゴクヤバイ…!!!

カミサマよぉ!!中途半端な優しさってのも十分凶器なんだよぉぉぉ!!!;







…自分のオッサンっぷりに沈みまくってる俺を、タバサと子供らは全力でフォローしてくれたけど…

これは当分、立ち直れそうにもねぇよ…;


「あなた、そんなに落ち込まないで下さい。私は好きですよ?なかなか渋くて♪」
「…うん…。なぁ、タバサ……こんなオッサンになっても、結婚して幸せか…?」
「もう、当たり前じゃないですか!私だって、来年はおばさんになるんですからね?」


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お前はオバサンになってもぜってーキレイだから、うん。

…でもまぁ、オッサンになっても変わらずに好きって言ってもらえて、素直に嬉しかったかな…。













30日。
ホント、1年ってのはあっという間だ。
今年のデート納めは、ラナンの橋。



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って、義弟のスチュアートにバッチリ目撃されちまったな;
つっても、見られたからって照れるような歳でもねぇんだケドよ。







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今年1年の感謝を伝え合って、明日の新年の儀に備えて早目にベッドに潜り込む。

明日になったら、タマキはいよいよ成人か…。長いようで、短かったな。
この先、タマキはどんな人生を送るんだろう。

もう夢の中に行っちまったタマキの寝顔を眺めながら、俺もいつの間にか眠りについてた。










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アヅマ君とうとう壮年入りです。ハゲは回避しましたが、生え際が…orz
そして無精ヒゲを生やしたのも、ちょっと意外でしたw

タマキちゃんはいよいよ成人式を迎えます。成人後のお顔が、どんなふうになるのかwktkですww

148年14日~20日『先生』


14日。
不幸な出来事が、立て続けに起こった。



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今度は、親衛隊副隊長のユリアさんが危篤…。
俺は朝メシもそこそこに、急いで家を飛び出した。




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先輩のユリアさんには、ホントにいろいろ世話になった。
よく話し掛けてくれたり、飲みに誘ってくれたり…。
俺、これからも国を守ってくから。だから、安心してくれ、ユリアさん…。





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ダンナさんのヤニックさんと、娘のイレーヌにも一言声を掛ける。
…イレーヌは、来年成人だったのにな…。
ホントに、カミサマももう少し時間くらいくれてもいいじゃねぇかって、そう思う。





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喪主は、ユリアさんの長女のルイーザさんが務めた。
…お疲れ様、ユリアさん。安らかに眠ってくれ…。













16日。
夜、闘技場でタバサの第2試合が行われた。



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相手は、4年前の試合で対戦して負けちまった、シーザー殿下だ。
なんとか初撃は避けれたけど、今回は勝てるか…?



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だけど、残り時間半分切っても未だに点を取れてない。
これはちょっとキビシイな;



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結局、今回もかなりの差で負けちまった。
だけど、よくガンバったよ。2回戦まで勝ち上がれたし、な?



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リングから降りてきたタバサに、労いの言葉を掛ける。
最初は悔しそうに溜め息なんて吐いてたけど、またいつもみたく笑ってくれた。




そして帰ろうとしてたところに、試合の応援に来てたハヅキから呼び止められた。


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おお、何かくれんのか?サンキュー♪
ハヅキは何くれたんかなー?



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えっと、コレは…
モレの花収穫してる時に、たまに採れる訓練アイテムだな。
…なんつーか、こういうプレゼントとかにも子供の個性みたいのが現れてるってカンジで、考えてみるとなかなか面白い。





そういや、ルーファスさん時と同じように、ユリアさんがいなくなったから新しい隊員が入ってきたんだっけ。
早速挨拶しに行こう。



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新しい後輩は、マイケルさんか。
なんか性格が陛下と似てる気がする;
まぁ、これからヨロシクな!



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そんでもって、奥サンのファナさんと、娘のイリス。
2人にも挨拶して、夜も遅くなってきたから邪魔にならない内に帰宅した。













17日。
先生やってたユリアさんに代わって、俺が新しい先生になっちまった;

…自慢じゃねぇけど、俺、勉強なんてちゃんと教えられる自信ねぇぞ;
任されたからには、責任持ってやるケドよ…;



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でもまぁ、俺の担当は試合とか戦士とかについてのコトみてぇだし、どっちかって言えば得意分野…か?
…うん、とりあえず知ってる範囲で授業してみるか;



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………ふぅ。
なんとか初日は乗り切ったぞ;
…こりゃあ、俺もちっとは授業について勉強してなきゃいけねぇな;













18日。
今日は城の見学に、生徒を引率しなきゃなんねぇ。
前にセルゲイさんが遠足の引率してっトコ見掛けたコトはあるけど、まさか自分がその役をやる日が来るとはな;



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でもこうやって、子供らが俺のあとをゾロゾロついてくんの、なんか結構カワイイな…♪





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ようやく城の庭園に到着。
ここじゃ普段俺がやってる仕事の説明とかすればいいんだよな。
おっしゃ、それなら俺にも出来るぜ!



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…そうなんだよなー。
陛下がマトモに玉座に座ってるトコなんか、あんま見たコトねぇよ;



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えっと。ソレって、俺も貰えるんスか?
…あ、ダメ?;……ちぇ。
後でタマキかアサヒに少し分けてもらおう、そうしよう。



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そんなこんなで、俺の初めての引率も無事終了。
お前ら、気ィ付けて帰んだぞ~?













19日。
いよいよ、今年の親衛隊員候補が決まる。



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これは、久々に白熱した試合だな…!
どっちも一歩も譲らねぇ。
制限時間は残り半分。さて、どっちが勝つ…?


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後半のラッシュ攻撃が効いたのか、今年の優勝者はアンドレイに決まった。
新しい親衛隊員候補か。お前が入隊してくんの、楽しみにしてるぜ!













20日。
星祭りの日だ。
今年は初めて、南の塔から王国を見渡してみた。



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うわ…。あちこちで花火が上がってて、すげぇキレイだ。
今までこんな絶景見逃してたんだなー。





夕方は、川辺の広場で放流会に参加。
タマキとアサヒも、ちゃんと参加してる。



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美味い魚になって、戻ってくるんだぞー。






ソル復活の儀式に参加しようと誓いの丘に向かってたら、アルに出くわした。

…のはいいんだが。…アル、その服装って…



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「…え、お前、またシズニ神官になったのか?;」
「うん。なんか歩いてたら、バトンタッチされちゃった」
「………;」

…うん、もう、何も言わねぇよ俺は;
しかもまたハーティさんとは終わっちまったらしい;

お前の婚期はいつやって来るんだろーな;






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気を取り直して、誓いの丘で復活の儀に参加。
早速、アルが進行役を務めてる。



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今年もまた、色とりどりのともしびが揚がる。
ソルのトコだけじゃなくて、シズニのトコにいるルーファスさんやアシュレイさん、ユリアさんのトコにも届くといいな。








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アヅマ君、まさかの先生になっちゃいましたw
子供たちが『先生』って慕ってくれると、なんかキュンとしますww

そしてアルドヘルム君よ…。キミは一体どうしてしまったのか;
また神官に返り咲くとは;


148年10日~13日『死が二人を別つまで』


10日。
……んー…、もう朝か…。
まだ眠ィし、もうちょっと寝てようかn
「父ちゃ朝だぞっ!おっきろーー!!」
「Σぐふぇっ!!?」

ベッドでまどろんでた俺の腹の上に、何かのカタマリが勢い良くダイブしてきた。

み、みぞおちに入っ…!;

何が起こったのか解らなくて、慌ててメガネを掛けて見ると、ハヅキが俺の上に馬乗りになってるトコだった;


「こ、こら、ハヅキ!もうちょっと優しく起こしなさい!;」
「だって腹減ったんだもん!アサメシ、アサメシ!!」
「はいはい、わーかったからっ!; ていうか女の子がそんな言葉遣いしてちゃいけません!;」

元気なのはいいけど、元気すぎるってのも考えモンだな;



そんなこんなで騒々しい目覚ましに起こされて、家族団欒の朝メシの時間。
俺の隣でガッついてるハヅキが、ふっとこっちを見上げてきた。


「ねー、父ちゃ」
「ん?」
「アタシって、ガッコー行ったら何べんきょうしたらいいの?」
「なんだ、ハヅキももう勉強に興味があんのか?…そうだな、竜騎士になりてぇなら、まずたくさん訓練してカラダ鍛えないといけねぇな」
「そっか、わかった!…あ、それとね、『しーぽん』って食えるの?
「食えない!;」


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昼、教会ではフランキーさんトコの一人娘・クリスティンの結婚式が執り行われた。


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あの小さかったクリスティンが、もう結婚か…。
なんかこういうの見てっと、タマキやハヅキの結婚式とか想像しちまって、不覚にもシンミリする。
…来年はタマキも成人するし、もう『早い』だなんて言ってらんなくなるんだよな…。













12日。
夏至ってコトで、フギの燻製をみんなで食う。



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「今日は試合があるから、みんな応援よろしくね♪」
「はーい!」
「ママ、がんばってね!」
「ミハイルおっさんなんてブッ飛ばしちゃえ!」

うんうん、なんか一部物騒なコメントもあったけど、こういう家族が団結してるのっていいよな。




そして夜1刻、俺たちは朝の約束通り、タバサの応援に駆け付けた。


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試合開始のゴングが鳴って、闘技場内が一層ヒートアップする。
大技を持たない2人は、初段や2段目の技でちまちま攻撃を当てにいってる。



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そう…これは…

いわゆる猫パンチ合戦だ!!


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うん…なんつーか、姉弟ゲンカの延長みてぇな試合だった…;
ま、まぁ、2人ともよくガンバったよな!; お疲れさん!













13日。
まだウトウトしてた俺の耳に、朝イチの報せが届く。



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アシュレイさん…アルのお袋さんが危篤…!?

あんまりビックリしすぎて、俺の眠気なんて一瞬でどっかに吹っ飛んでいっちまった。







見舞いに駆け付けると、そこにセルゲイさんの姿はなくて…
リビングで祈るように俯いてるアルと、ベッドに横になってるアシュレイさんの姿が飛び込んできた。


「…アシュレイさん!」
「…?…あらぁ、アヅマ君じゃない…。うふ、お見舞いに来てくれたの…?アリガト…」
「…しっかりして下さいよ。いつも元気なアシュレイさんらしく、ないじゃないっスか…!」
「…うふふ、そうねぇ…せめて、孫の顔は見て逝きたかったかな…。ねぇ、アルちゃんは、どうしてる…?」
「リビングで…、今は、1人っス」
「そう…。ね、あたしは大丈夫だから…アルちゃんのそばに、いてあげて?…あの子、一度落ち込んだら、なかなか立ち直れないから……心配なの…」


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たぶん、これはアシュレイさんの最期の頼みだ。
俺は頷いて、リビングにいるアルの傍についててやることにした。



「………アル、その…なんて言ったらいいか…」
「……うん…」
「…親父さん、は?」
「…さっきまで、母さんの傍にいたんだけどね。いたたまれなくなって、外の空気を吸いに行ったんだと思う」
「そっか…」


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重たい沈黙が降りる。
とりあえず俺は、アルの隣に腰掛けて、何もない天井を見詰めた。

そうしてると、不意にアルが呟くのが聞こえた。



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「………今日、僕、誕生日なんだ」
「…ん」
「母さん、昔っから奔放で、僕や父さんを振り回して、困らせたりしてさ…。でも、そんなこと全然気にしない人で…」
「………」
「……っ、何も…何もさぁっ…!息子の誕生日に、死ぬことないじゃないかっ…!」
「……アル……」

…アルが泣いてるトコなんて、初めて見た。
だけど、俺はこんな時、何もしてやれない。
……こうやって、隣に座ってやるコトぐらいしか、出来ないんだ…。





それから、セルゲイさんも戻ってきて、アシュレイさんは愛する夫と息子に看取られながら、静かに覚めない眠りについた。


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セルゲイさんは落ち着いた様子で涙も見せなかったけど、戻ってきた時には目が赤かったから、たぶん1人で泣いてきたんだろう。
……俺だったら、こんなふうに振舞えるだろうか?…いや、絶対ムリだろうな…。








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夕方には葬儀も行われて、喪主は一人息子のアルが務めて…

真っ赤な目をして俯いてるアルの姿は、見てるのが辛くなるくらいだった。





「…なぁ、タバサ」
「…はい」
「今日、何の日か覚えてっか?」
「もちろん、忘れたりなんかしません。私たちの結婚記念日ですもん」


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「ん…。タバサ、お前は…俺より先に死ぬんじゃねぇぞ」

今日、セルゲイさんとアシュレイさんを見てて思ったんだ。
俺はタバサが先に死んじまうなんて、絶対耐えらんねぇ。

だけどタバサは、首を横に振って俺に寄り掛かってきた。


「いくらあなたのお願いでも、それだけは聞けません」
「…タバサ?」
「…私だって、あなたに置いてかれるなんて、絶対イヤだから…」
「……そうだな。ゴメン…」

誰だって、先立たれるのはイヤだよな。
我ながらイジワルな注文しちまった…。

…今は、死ぬ時のコトなんて、考えるのはよそう。
これから先、お互い白髪になるまで、まだまだ時間はたくさんあるから。








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去年のルーファスさんに引き続き、今度は親友のアルドヘルム君のお母さん、アシュレイさんが召されてしまいました;;
148年最初のショックな出来事…。
お見舞いに行った時、アル君に話しかけたら『誕生日おめでとう』って出て、更にショッキング…;;
アル君、早く結婚して、せめてセルゲイさんだけでも安心させてやっとくれ!><。

148年1日~9日『見た目は可愛く、中身は獰猛。』


148年、1日。


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さて、年も改まったことだし、みんなでメシ食ってハールの庭園に急ぐぞ!


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っと、その前に、タマキとアサヒにはお年玉やらねぇとな。
ムダ遣いすんじゃねーぞ?



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毎年恒例の新年の儀も、参加すんのはこれで何度目だっけか。
移住してきたあの日から、もう随分経つんだなぁ……なんて、感傷に浸ってみたり。









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昼は成人式に顔を出す。
今年の新成人は2人か。もしかしたら、この2人がくっついたりしてな?







そのまま夕方からの入学式が始まるのを待ってると、今年1年生になるアサヒが駆け寄ってきた。

「パパ~!」
「おぅ、アサヒ!いよいよお前も1年生だな」
「うん!あのね、僕ね、お勉強たくさんがんばって、ぜったい仕事長になるからね!」
「そっか、ガンバレよ♪」


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タマキの話聞いたりして、学校行くのスゲェ楽しみにしてたもんな。
俺は勉強のコトとかよく分かんねーケド、お前の夢を応援してっからな!



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今年の入学者はアサヒを入れて7人。


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中には若アルの弟・エディや、王太孫のルイーズ姫もいる。
勉強も大事だけど、トモダチもたくさん作っとけよ、アサヒ。













2日。
なんとなくイスカ神殿に寄ってみたら、偶然イスカの乙女が引継がれる場面に遭遇した。



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引き継いだのは、今年の新成人のルイーザだ。

…そっか。これでやっと、ハーティさんは普通の一般人に戻るんだな。
アルと寄りを戻してくれればいいけど、こればっかりは、なぁ;













4日。
恒例の料理コンテストに、なんとタバサがエントリーしてた。



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タバサはローストラゴルで勝負か…。
でもアイツ、ビミョーに味音痴なトコあるからなー; ちょっと心配だ;



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…んー、この評価だとちょっとキビシイか?


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結局、今年の優勝はアメルングさんに決定。
まぁ、今年の優勝は逃したけど、まだ次があるって!













6日。
アサヒの3歳の誕生日。



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入学してから毎日学校が楽しくてしょうがねぇみたいだ。
トモダチともしょっちゅう遊びに出掛けてるみてぇだし、親としても一安心だな。


「アサヒ。たまには学校に送ってってやろか?」
「ありがとう!でも、僕1人でへいきだよ!だから、パパはお仕事がんばって!」
「お、おう、そっか?…じゃあ、気ィ付けて行くんだぞ?」
「はーい♪」


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…タマキといいアサヒといい、ウチの子は自立心旺盛だな。
もうちょっと頼ってくれていいんだぜー?






そういや、陛下の2人目の孫・ヘレナ姫もアサヒと同じ誕生日だったなって思って、様子を見に行ってみることにした。


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おー、姉さんのルイーズ姫とソックリだ。
将来は姉妹揃って、キリッとした美人になるんだろうな。







城の庭園に戻って茶葉でも加工しようかとしてたら、久々の魔獣接近の報せ。
ったく、もっと森の近くにいる時に接近してこいっつーの!

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ダッシュで駆け付けて、親衛隊全員で総攻撃。
ちっとばかしてこずったが、退治成功。
うん、終わり良ければナントヤラだ。





その帰り道、ついでに今年の選抜試合のトーナメント表を確認しに行った。


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今年は親衛隊員の選抜試合かー…って、ん?

なんかまたタバサの名前がのっかってる!;

しかも1回戦から弟のミハイルと対戦かよ;
…ま、まぁ、出場するんなら、俺ぁ全力で応援するケドよ?;













8日。
今年もフェルタ祭の日がやってきた。



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…何回出ても、やっぱこーいうのは慣れねぇっつーか…;
…いいや、もう。こうなりゃヤケクソだコンチクショーめっ!!;


「どうか!息子を!止めてくださいぃ!!」

「Σ!!?;」







夕方は豊穣の広場で大食い大会。
今年はお義父さんが初挑戦してる。…だ、大丈夫か?;



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結構いいトコまでいったけど、お義父さんはリタイヤ。
…えっと…とりあえず、腹壊さねぇようにして下さい…;



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今年の優勝は、アウローラさんが勝ち取った。
カワイイ顔して、スゲェ胃袋の持ち主なのな…;







それから帰宅して、ベッドで寝てるハヅキをそっと抱き上げた。
目ぇ覚ましちまったが、むずがる気配はない。


「よしよし。…お前も明日になったら、自分で起き上がれるようになるんだな」
「だぁ~?…キャッキャッ♪」
「ははっ、お前も楽しみか?父さん、とびきりのケーキ用意しといてやるからな♪」


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ハヅキの柔らかなほっぺにキスして、ゆっくりベッドに戻してやる。

…あ、そうそう。タマキと誕生日一緒だから、ヌイグルミも2倍で用意しといてやんねーと♪













9日。
タマキは5歳、ハヅキは1歳の誕生日だ。
子供が初めて起き上がってくる1歳の誕生日には、家族でテーブルの下に隠れてサプライズ!…ってのが、我が家のお決まりみてぇになっちまった。

息を潜めて隠れてると、ペタペタ足音がリビングに向かって近付いてきた。


!よし、今だ!…誕生日おめでとー!ハヅキー!♪」
「おめでとう、ハーちゃん!♪」
「おめでとー♪」「おめでとー♪」

しばらくポカンとしてたハヅキだったが、キョロキョロ辺りを見渡して、大きな目をパチクリさせた。

「…たんじょうび?って、アタシの??」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・;

…なんだろう、このデジャヴュ; 確かアサヒん時もこんなカンジだったよーな?;



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…ともあれ、俺は今両手に花…てか、両側に娘状態でサイコーに幸せだ♪
タマキもカワイイけど、ハヅキなんてほとんどタバサの生き写しみてぇで、さっきから俺の顔は緩みっぱなしだろうと思う。
…ただ、視力が悪ィのは俺に似ちまったかな。



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「なぁ、ハヅキ?ハヅキは大人になったら何になりてぇんだ~?」
「ん?…んー、そうだなぁ…」

やっぱアレかな?女の子らしく、タマキと同じで『エナの子~!』とか?
それか『いむになるー!』とか、はたまた『しごとちょう~!』とk
「アタシ、『りゅうきし』になりたい!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「………はい?;」
「この国でいっちばん強くなって、『バグウェル』をブッ倒す!んでもって『りゅうきし』になる!」
「Σ………!!?;」


…え、ちょ……
中身まるっきし俺じゃん!!;


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「…あ、あはは、ハヅキはオテンバだなー;」
「まあ!パパそっくり♪」
「…お前はなんでソコで嬉しそうなんだ…;」

まぁ…血は争えねぇって、こういうコトを言うんだろうな;
でも、父娘で戦士か…そういうのもいいかも。

とにかく、誕生日おめでとう。タマキ、ハヅキ。









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新しい年になって、アサヒ君は入学、ハヅキちゃんはお顔判明しました♪
なんかもう、中の人のストライクゾーンにドンピシャですよ、ハヅキちゃん…!
これは今から成人式が楽しみです!

タバサちゃんは、親衛隊員選抜試合に再びエントリー!
しかも初の姉弟対決です。…でも、猫パンチ対決になりそうな予感が…w

147年24日~30日『飛躍の年』


24日。
タバサの12歳の誕生日。



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あの珍しい花、あれから全然みつからないんだよなー;
今年も必死こいて探したけど、結局間に合わなかった;



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だから、代わりと言っちゃなんだが、今年はこんなモノを用意しておいた。
工芸家が新しく売りに出してた、『魅惑のコサージュ』。
ちょうど花のカタチしてっし、おあつらえ向きだろ?



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タバサも、喜んで受け取ってくれた。
うん、こんなふうに喜んでもらえると、渡す側としても嬉しいな。






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そんで昼からはダロスの早駆け。
去年はタマキが一等賞だったけど、今年はどうなるかな?
とにかくタマキ本人も朝から張り切りまくってたし、こうなったら連勝目指してガンバレよ!



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神官の掛け声で、一斉に駆けてく子供たち。
その後姿を見送って、俺もハールの庭園に急いだ。



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実は昨日、タバサからデートに誘われてたんだよな。
ゆっくり2人で楽しみたい気分は山々だったが、もうすぐ早駆けから子供らが戻ってくる。
だもんで、俺たち2人とも、急いで勇者の公園へ戻ることにした。
…ったく、仕方ないとはいえ慌しいな;






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結局今年は、タマキは一番になれなかった。
だけどガンバったよな。父さん、タマキが一生懸命だったコト、ちゃんと分かってるぞ。



「あーあ。今年も、もちょっとで一等賞になれたのになー」
「また来年もあるじゃねーか。そんなショゲんなって」
「そうよ、タマちゃん。来年また頑張って♪」
「…うん!あたし、来年もがんばる!」
「よーし!それじゃあ今日は残念賞ってコトで、父さんがケーキ焼いてやっからな~!」
「ほんと!?やったぁ♪」

そんなやりとりを交わしながら、俺たち3人はアサヒとハヅキの待つ我が家へ帰っていった。












25日。
俺の13歳の誕生日。



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こうやって家族に祝ってもらえるのは嬉しい。
…嬉しいけど、こないだのアルの言葉がなんかの呪いみたく、俺の上にのしかかってくる。

………はぁ。来年にゃ、俺も壮年入りか…。

…頼むから、ハゲだけはカンベンしてくれよ、カミサマ……;













30日。
早いモンで、今年ももう終わりだ。
恒例の『デート収め』に、タバサと一緒に墓地へ行く。



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来年もこんなふうに、2人でたくさん出掛けような。




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夜、家族全員に今年1年の感謝をして、ベッドに横になる。

今年はホント、いろんなコトがあった。

勇者決定戦に出場したコト。
初めて親しい人が死んじまったコト。
試合を勝ち抜いて、勇者になったコト。


―――――龍、バグウェルと戦って、負けたコト。


…あ、そういや妙な魚(?)も2匹釣ったなぁ;
アルも、オッサンになって見事にハゲちまったし…;



来年は、どんなコトが待ってるんだろうな。










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147年もこれで終わり。来年はアヅマ君も壮年、オッサンの仲間入りです!(爆)
1日にはアサヒ君の入学式、9日にはハヅキちゃんのお顔も判明します♪
ともあれ、良い1年になりますように♪

147年20日、21日『竜との対戦』


20日。
星祭りを楽しみながらブラブラ通りを歩いてると、クリスティンさんとすれ違った。



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「やぁ、昨日は優勝おめでとう。私の後釜のキミが、勇者の座も継いでくれるとは、嬉しい限りだよ」
「ありがとうございます。…明日のバグウェル戦、俺、頑張ります!」
「ん、応援しているよ。精一杯、戦うといい」

クリスティンさんに励まされて、なんか力が湧いてくるカンジがする。
…そうだな、明日は全力で、精一杯戦い切ろう。





夜は誓いの丘でソルのともしびを揚げる。


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キラキラ光りながら昇っていくともしび。
その一つ一つに、いろんな願いが詰まってる。
この全部のともしびが、無事に天へ届くといい。













21日。
4年に一度の白夜の日。
竜、バグウェルとの対戦の日だ。



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今日は朝から壮行会が行われる。
玉座の間で、こうやって改めて陛下と向き合うなんて、結構緊張するな。



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神官に紹介された後、陛下から激励の言葉を頂戴する。
…うーん、なんかこう、ムズムズするな;



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昨日の晩タバサと一緒に練習したセリフを、噛まないように気を付けながら口にする。
こういうムズカシイ言葉遣いは苦手なんだよなぁ;
だけど勇者として恥ずかしくないように、ここはちゃんと締めてかないとな。


今まで試合で戦ってきた人たちにも励まされて、俺はいよいよバグウェルとの対戦に臨む。
勝っても負けても、俺に後悔は、ない。








昼の闘技場。
リングの上には、一足先にバグウェルが待機してる。



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初めてバグウェルを見た時から、もう4年経つんだな。
あの時もバグウェルのデカさに圧倒されたけど、いざ対戦者として近くで見てみると、今にも押し潰されそうなくらいの威圧感に気圧される。



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地鳴りみてぇに低く響く声。
…こんなの相手に、勝てる気なんか全然しねぇ。
けど、そこをなんとか気合で乗り切ってみせるのが、『勇者』ってモンだろ…!



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陛下の口上が終わって、いよいよ開始のゴングが鳴る。
と同時に、初撃を打ち込んできたのはバグウェルの方だった。



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……ホント、シャレになんねぇ。
一撃一撃の重さが段違いだ。ガードごとぶっ飛ばされちまう。
俺だって何発か喰らわせたけど、ほとんどダメージが通ってない。

これが竜…バグウェルの力か…!



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なんとか100以上点を稼ぐことはできたが、試合はバグウェルの勝利で終わっちまった。
でも全然イヤな気分じゃないのは、俺が力を出し切って、最後まで精一杯戦いぬいたからなんだと思う。



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バグウェルと、リング上で健闘を讃え合う。
次に戦えるチャンスがくるのは、また4年後。
その時までに俺、もっと強くなるから。
だから、また挑戦させてくれよな、バグウェル…!







試合の後は、豊穣の広場で宴が開催される。


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自分だけ上座に座ってるのなんて、なんかヘンな気分だ;


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まぁとにかく、応援してくれたみんなには感謝しないとだな!
これから4年間またガンバって、次はゼッタイ竜騎士になってみせるぜ!



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戦士長の3人から、労いの言葉を贈られた。
やっぱこういうのは、慣れねぇからくすぐったいな。

そうしてこの場のみんなにククルシチューが振舞われて。
白夜の宴は大賑わいの内にお開きになった。








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「改めてお疲れ様、アヅマ君。バグウェル相手にあそこまで戦えるなんて、キミはやっぱり凄いよ」
「んなコトねーって。内心、むちゃくちゃビビってたんだぞ、俺」
「そう感じさせないところがまた凄いんだよ」

宴のあと、珍しくアルから飲みに誘われた。
コイツはコイツなりに、励ましてくれてるつもりらしい。
…ホント、友達ってなぁありがたいモンだよな。


「次は4年後か…。それまでに、今よりもっと強くなってねーとな」
「だね。応援してる」
「…おぅ。サンキュー」

クリスティンさんは、バグウェルと戦えただけで満足だったって言ってたけど、俺はやっぱり、戦うんなら勝ちてぇ。
だからまた、4年後にリベンジさせてもらわねーとな!












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バグウェル、やっぱりメチャ強いですね…!><;
だけどまだまだアヅマ君はこれからだ!
4年後に再チャレンジ、目指せ竜騎士ー!!

147年15日~19日『勇者』


15日。
朝から、信じられねぇ報せが入った。



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ルーファスさんが危篤だって…!?
おい、冗談やめろよ。ルーファスさん、今夜試合なんだぞ。あんな強い人が、危篤なんて…






「ルーファスさん!」

信じられなくて、ファルキ家に駆け付けたら、ルーファスさんがベッドに横たわってて。
今にも死にそうな顔してんのに、俺を見るなりいつも通り笑ってくれた。


「やあ、アヅマさん。…はは、情けないところを、見られてしまったな…」
「冗談キツイぜ、ルーファスさん…!あんた今日試合だろ!?こんな…寝てる場合じゃねぇって…!」

頭が混乱して、うまく言葉が出てこない。
だけどルーファスさんは変わらない笑顔で…


「…ありがとう、アヅマさん。試合に出られないのは残念だが、私の分もあなたに頑張って欲しい」
「ルーファスさん…!」
「…そろそろ、かな。……最期にあなたの顔が見れて、良かった。…勝ち抜いて、竜騎士の称号を…手に、入れてくれ………………」

―――――それっきり。
ルーファスさんは目を覚まさなくなった。



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夕方、墓地でルーファスさんの葬儀が行われた。


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参列者の中には、元親衛隊員で勇者の、クリスティンさんの姿もあった。

そっか。クリスティンさんもルーファスさんとは一緒に魔獣と戦ってたんだよな。



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喪主は、ルーファスさんの長男のレアンドロ。
途中涙で声を詰まらせてたけど、立派に務めを果たしてた。



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…ルーファスさん。あんたとの約束通り、俺、ゼッタイ優勝してみせっから。
だから、見守っててくれよな。



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今年入学したばっかのジーノと、ルーファスさんの奥さんのフローラさん。
俺なんかより、ずっと辛いハズなんだ。…困ったコトとかあったら、出来る限り力になってやりてぇな。





…その日の試合は、ルーファスさんの不在でファビオさんの不戦勝だった。


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…分かっちゃいたが、やりきれねぇ。
それは対戦相手のファビオさんも同じだったみたいで、勝ったのにちっとも嬉しそうじゃなかった。













16日。
気分転換に上流の方で釣りをしてると…



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なんか変なの釣れた;

…こないだといい、最近妙なモンばっか釣れやがるな;
ていうか、まさかだけどコイツも食えんのか?;どう見ても人通りの多い川に住んでて良さげなイキモノじゃねーだろ;
……とにかく、まずはノイアルさんに報告だな、うん;





そして今夜は、親衛隊員のユリアさんの試合だ。


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相手はアレットさんを負かしたグルナラさん。
初撃はユリアさんが取ったが、まだどうなるか分からない。



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残り時間半分まできた。今の時点じゃユリアさんにかなり分がある。
だけど、油断は禁物だ。



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てっきりユリアさんが勝ってくれるもんだと思ってたら、最後の最後でグルナラさんの逆転勝利。
やっぱ試合ってのは、最後までどう転ぶのか分かんねぇな。




家に帰ると、アサヒが何かプレゼントをくれた。


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うお、アサヒからモノ貰うなんて初めてだ。
何くれたんかなー?♪



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………あー…うん。そだな、父さんもっと仕事も頑張らないとな、ハハ、ハ……











17日。
今日は準決勝。対戦相手は、親衛隊長クラウディオさんだ。



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正直、俺の実力でこの人に勝てるのか分からない。
けど、俺はルーファスさんと約束したんだ。だから、この試合、勝たせてもらうぜクラウディオさん!



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ここまでは順調に点を稼ぐことが出来た。
だけど昨日のユリアさんの例もある。油断大敵、最後まで気は抜けねぇ…!



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夢中になってたら、いつの間にか試合は終了してた。
自分でも予想してなかったぐらいの点差。
隊長のクラウディオさん相手にこんだけ差を付けれるなんて、信じらんねぇ…!

次はいよいよ決勝だ。一体、誰と戦うことになるのか…

いや、誰が相手でも、負けるワケにゃいかねぇよな!





そういや、いなくなったルーファスさんの代わりに、新しい隊員が入ったハズだよな。
まだ時間あるし、挨拶しとこう。



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ナルホド、この人が俺の後輩になるってワケか。
ルシアさんっていうんだな、ヨロシク。



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んで、ルシアさんの娘の、ジャンナとメーベル。
ウチの子たちと、仲良くしてやってくれな。


えーと、あと挨拶してねぇのはルシアさんのダンナさんだけか。
今日はもう夜遅いし、明日の朝にでも挨拶しよう。










18日。
昨日挨拶できなかったから、朝イチでルシアさん家の前で待機してると、中からダンナさんらしき人が出てきた。
早速挨拶しようと思って近付いてみたら…



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「………」
「………」

…ちょ、コイツはいつぞやの、タバサにちょっかい出してたフレッドじゃねーか!!;
そういや、苗字が『ガッリ』だ…; こんな妙チクリンな苗字、この国じゃ1人しかいなかったじゃねーか;

ああもう、後輩ができて嬉しかった気分が、一気にパァになっちまったよ…;













19日。
いよいよ、今夜は決勝だ。



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「みんな、応援よろしく頼むぜ!」
「はい!頑張って下さいね、あなた!」
「父ちゃ、強いからぜったい大丈夫だよ!」
「応援してるから、ぜったい勝ってね、パパ!」

不思議だな。お前らに励まされると、なんだか勝てるような気がしてくるんだ。

おっしゃ!お前らの為にも、ルーファスさんの為にも、今夜の試合はゼッタイ勝ってやるからな!







そして夜。
決勝の相手は、闘士のグルナラさんだ。



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今までにないくらいのプレッシャー。
伊達に決勝まで上がってきたワケじゃねーってコトだよな。
…だけど、それは俺だって同じなんだ。

そしていよいよゴングが鳴って、決勝の火蓋が切って落とされた。



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ヤバイ、グルナラさん、スゲー強い…!
辛うじて俺が一歩リードしてっけど、こんな程度、軽く逆転されちまう差だ。

……いや、落ち着け。ここで焦ってスキが出来れば、それこそ相手の思うツボだろ。
慎重に間合いを取って、落ち着いてガードする。大技に頼りすぎねぇようにして確実に点を稼ぐんだ…!



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ほんの何十秒かの時間が、とてつもなく長く感じられた。
試合終了の合図と一緒に告げられたのは、俺の勝利。



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……勝った……!

俺、優勝したんだ!!
やったぜタバサ、タマキ、アサヒ!!…それに、ルーファスさん…!

俺…俺、とうとう『勇者』になれたんだ…!!


…この日、この瞬間のサイコーの気分は、きっと一生忘れねぇ。いや、忘れられねぇだろう。








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アヅマ君、ついに『勇者』の称号を掴み取りました!!><
ということは、次はいよいよバグウェル戦…。
目指せ竜騎士!!

ルーファスさんが大会中にお亡くなりになったのは残念でした…。神様って時々イジワルです;;

それから予想外だったのがフレッド君w
まさかキミがお隣に越してくるとは思わなかったよww

147年9日夜~14日『勇者決定戦、開始』


9日、夜。
勇者決定戦の最初の試合は、セルゲイさん対お義母さんだ。



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どっちも知り合いだから、両方に勝って欲しいけど、そういうワケにはいかねぇよな。


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今の時点じゃセルゲイさんが少し有利だけど、まだ安心は出来ない。
このまま逃げ切れるか、お義母さんが追い上げるか…



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後半お義母さんが追い上げて、25点差でお義母さんの勝利。
途中まで力を温存してたのか?…やっぱお義母さん強ぇな;










10日。
今日は俺の第1試合。
対戦相手のディビーさんがどんだけ強いか分かんねーけど、ゼッタイ勝手みせる!



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残り時間はあと半分。
点差は少ししか開いてねぇが、このまま逃げ切る!



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…よし!とりあえず第1試合は通過!
だけどやっぱり選抜試合とは格が違う。初戦から結構危なかったぜ…;












11日。
親衛隊のルーファスさんの応援に駆け付けた。



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ルーファスさんは、親衛隊の中でも特に強い。
力の差ってヤツを、見せてやってくれよ!



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残り時間半分で、33点差。
気は抜けねぇけど、ルーファスさんならやってくれるハズだ。



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予想通り、ルーファスさんの勝ち。
…あの人と当たったら、俺も正直勝てるかどうか分からねぇな。













12日。
休日ってんで気分転換に釣りをしてたら、



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化けモンが釣れた。

え………え?; ナニコレ食えんの??;
ま、まぁ折角釣ったんだし?ノイアルさんに見せてから家に持って帰るか;





夜は闘技場でアレットさんの応援。


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アレットさんは去年魔導師になったばっかだ。気合入れて応援すっぞ!



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だけど相手のグルナラさんもかなり強い。
45点差か。マズイな、このままじゃ…



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後半アレットさんも追い上げたが、結局負けちまった。
対戦相手との相性が悪かったんかな。お疲れ、アレットさん。












13日。
昨日釣った化けモンガゾを、どうにかフライにしてみたから早速食ってみる。



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ナニコレくそマズイ……!!;

な、なんかこう…精神的にガツンとくるマズさだ…!!;
一生分のストレスが一気に溜まったような気がする;

その後、家族全員がトイレに駆け込んだコトは言うまでもない…。



気を取り直して。
今日は忘れちゃなんねぇ、俺とタバサの5回目の結婚記念日だ。



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「タバサ。俺と結婚して幸せか?」
「もちろんです♪今までもこれからも、この気持ちは変わりません」





そういえば13日はアルの誕生日だな。
一言祝いに行ってやるか。


「よー、アル!誕生日おめっとさー……」
「アヅマ君?わざわざお祝いに来てくれたんだ、ありがt」
「誰お前!!?;」
「ええ?何言ってんの、アルドヘルムだよ」


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「…い、いきなりハゲ散らかしやがったな…;」
「ちょ、失礼な言い方やめてくれないかな; ていうかキミだって来年14歳になるんでしょ?…見た感じあんまり髪の毛の量多くなさそうだし、危ないんじゃないの?」
「Σ………!!!」

一瞬で血の気が引くような錯覚。
俺が…ハゲる…!?;
…い、いやいやいや、まだ分からん!まだ分からんぞ!!; 希望を捨てるな、アヅマ!!;





夜になって、闘技場へ直行。
今日の試合は、お義母さんと親衛隊長のクラウディオさんの対決だ。



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隊長だけあって、クラウディオさんの強さも折り紙つきだ。
だけど試合はどう転ぶか分からない。とにかく、2人ともガンバれー!



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クラウディオさんは、少しずつ着実に点差を広げていく。
お義母さんもガードするのに結構成功してるけど、こっから巻き返さないとヤバイ。



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結果、今日の試合は大差をつけてクラウディオさんが勝った。
うーん、今日はお義母さん荒れそうだなぁ; ガンバレ、お義父さん;










14日。
俺の第2試合。相手は闘士長のカリーナさんだ。



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…なんというか、カリーナさんの闘気がハンパねぇ。
だけどソレに飲まれちゃダメだ。こっちもしっかり気合を入れて、相手を見据えとかないと。

試合開始のゴングが鳴って、お互いの緊張が一気に高まった。



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落ち着いて、間合いを取りながら正確に技を当てていく。
残り時間もあと半分。このままいけば逃げ切れる…!



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最後、ちょっと危なかったけど、なんとか2回戦もクリア出来た!
よし、この調子で次の試合も勝ってみせるぜ!

147年1日~9日朝『黒髪3兄弟』


147年、1日。


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新しい年の新しい朝。
今年最初の朝メシを家族みんなで食って、新年の挨拶を交し合う。



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挨拶が終わったら、急いでハールの庭園に直行だ。


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今年もまた、例年通りの変わらない新年の儀。
ただ変わったトコといえば………



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天使像が少し出来が良くなってるってトコぐらいか?







新年の儀の後は、学校の入学式に顔を出す。ちなみに今年は卒業する子供がいなかったから、当然成人式もなかった。



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今年の新1年生の中には、義弟のスチュアートもいる。
…うん、まさかこの歳になって『義弟の入学式』を見守るコトになるとはな;

お義母さんとお義父さんにも、新年の挨拶。



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こうやって見ると、スチュアートはお義父さんソックリだなー。


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今年の入学者は5人。
2年生にはタマキもいるし、ガンバレよ、スチュアート。










4日。
料理コンテストの日だ。
今年はお義父さんはエントリーしていない。



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新しい酒場店主はレナルドさんに決まった。
近いうち、アルでも誘って飲みに行くか。










6日。
アサヒの2歳の誕生日だ。



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アサヒも、来年は入学か~。今でもスゲェ張り切ってるから、学校が始まったら楽しくてしかたなくなるんだろうな。
今年もぬいぐるみ3点セットをプレゼントしたら、早速また小難しい名前を付けてた;
ま、本人が喜んでるんならそれでいいんだけどよ。




それから、今日はシーザー殿下のトコに2人目の子供が産まれたってんで、お祝いしようと思って顔を出した。


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今度もまた女の子だ。
エルマ姫といい、ルイーズ姫といい、王家は女系になりつつあるのか?
何にしたって、子供が産まれるってコトはめでたいコトだよな。





イスマエル宅からの帰り道、ついでにトーナメント表の確認に闘技場へ行った。


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今年は待ちに待った勇者決定戦。
ここで優勝すればバグウェルと対戦できる…。


(…俺の一番叶えたい夢、とうとう目の前までチャンスが来たな)

俺の第1試合は10日。相手は魔導師のディビーさんだ。

………親衛隊員まで昇ってきたんだ、気合入れてもっと上を目指すぜ!










7日。
甥っ子のカルメロの誕生日だ。1歳になって起き上がっただろうから、顔を見に行ってみる。



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うお!? ミハイル2号ってか、髪の色以外生き写しじゃねーか;
ここまで似てるとなんか感心するぜ; まぁ、元気そうでなによりだ。








8日。
今日はフェルタ祭…なんだが、去年に引き続き、また劇に出演するハメになった;
そんで今年は、勇者役にアルが選ばれたとか;



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「うーん、まさかキミと劇で共演する日がくるなんて、夢にも思わなかったよ」
「俺はもう二度と出たかなかったよ…」

重々しい溜息をつくと、アルが苦笑いで返した。
いくら俺が出たくなくても、劇は時間通り始まるワケで。



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所々カミそうになって危なかったが、今年もなんとか切り抜けた;
演技中、アルが『もっとリラックスしろ』ってサインを送ってきたけど、


無理だバカヤロウ。

それが出来りゃあこんな苦労はしねぇんだよっ!;




夕方からは大食い大会。
いつの間にかタバサがエントリーしてて、正直ビックリだ; だ、大丈夫なのか…?;




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神官の合図で目の前の豊穣ブレッドを頬張りだすタバサ。
1人脱落するも、まだ一生懸命食い続けてる。
頼むからムリはすんなよー;



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そんな俺の願い(?)が届いたのか、タバサは2番目にギブアップした。
…ホント、思いがけないタイミングで思いがけないコトをやらかしてくれるよな、お前って;


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結局優勝したのは、去年の選抜試合で決勝まで残ったプリシラさんだった。








9日。
朝からタバサの陣痛が始まって、俺とタマキとアサヒは、3人でソワソワしてた。



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タバサはというと、3人目ってのもあってか、だいぶ慣れた様子で落ち着いてる。
母は強しっていうけど、ホントなんだなぁ。

とりあえずタバサはベッドから動けないから、俺たち3人でタマキの誕生日を祝う。



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来年からは、弟か妹と2人一緒の誕生日だな。


ハーティーさんも来たところで、俺はいつもみたくベッド脇のイスに腰掛けて、タバサの手を握った。


「いよいよだな。カラダは大丈夫か?」
「大丈夫、心配しないで下さい。今度の子もきっと元気ですよ」
「ああ…そうだな」


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タマキとアサヒは、落ち着きなくウロウロしてる。

大丈夫、お前らの母さんは強いんだ。そんな心配しなくていいぞ。

そうこうしてる間に、



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いよいよ、出産の時がきた。
ハーティーさんの声に合わせて、呼吸を整える。

タバサの細い手をしっかり握って見守ってると…



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大きく息んだ次の瞬間、大きな産声が上がった。


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「よく頑張ったな、タバサ。今までで一番元気な子が産まれたぞ」
「…ふふ、とっても大きな泣き声…無事に産まれてくれてよかった…」

隣に寝かせられた我が子を、タバサは愛おしそうに見つめてる。
元気な女の子。今度もまた、俺譲りの黒髪だ。



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名前は『ハヅキ』に決めた。
もちろん、今まで通り俺とタバサの名前から一文字ずつ取って。

このまま元気に、スクスク育ってくれな、ハヅキ。
―――――俺たちのところに、産まれてきてくれてありがとう。









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3人目は女の子!そしてまた黒髪ですw
これで3兄弟全員カラーリングはアヅマ君譲りですねー♪

性格は『超ワイルド』ときましたか…w これは、性格もアヅマ君寄りの予感ですww

146年24日~30日『子ども大将』


24日。
今日はタバサの誕生日だ。それから、昼からはダロスの早駆けがある。



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今年も例のごとく花探しをしたけど、また見付からなかった;
けど、今回はララの花束じゃないんだぜ。



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贈答品の店で売ってた、新しい品物。
たまにはこういうのも悪くねぇんじゃねぇかって、1つ買ってみた。


「タバサ、コレ。誕生日プレゼント」
「わ…キレイ!こんな高そうな物、ほんとに貰っちゃっていいんですか?」
「当たり前ぇだろ?コレはお前の為に買ってきたんだから」

苦笑しながら、慣れない手つきでタバサの胸元にブローチを留める。
…うん、予想以上に似合ってる。グッジョブ、俺。



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「あなた…ありがとうございます」
「ん」







昼になって、勇者の公園に集まる。
なんたってタマキの早駆けデビューだ、見逃すワケにゃいかねぇ。



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並んで神官や先生の話を聞いてる子供たちは、みんなやる気満々ってカンジだ。


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前口上も終わって、いよいよスタート!
一斉に駆けてった子供たちを見送って、俺はそのまま公園に残った。

誰が最初に戻ってくるかとか、タマキが途中で転んだり寄り道したりしてないかとか心配しながら待ってると…





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なんと一番に戻ってきたのはタマキだった。


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「やったなタマキ!お前一番乗りだぞ!」
「あ、父ちゃ!あたし一生懸命がんばったよ!えらい?えらい??」
「ああ、ムッチャクチャ偉いぞ!よくガンバったな!」
「えへへ!」

その内、他の子供たちもチラチラ戻ってきて、夕方には全員集まった。


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子ども大将か…なんか強そうな称号だな。


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誇らし気に挨拶するタマキ。
父さんと母さんも、鼻が高いってもんだぜ。ホントによくガンバったな。



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陛下や先生たちからも一言ずつ言葉を貰った。
今日のこの出来事は、俺とタバサにとっても、タマキにとっても、特別大事なタカラモノになりそうだ。



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25日。
俺の誕生日だ。…あーぁ、俺もオッサンへの階段を着実に上ってってるんだな~とか、最近特に思う;



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陽が落ちて、今日の分の茶葉を納品しに行った帰り道。
偶然通り掛かった王太孫のルイーズ殿下に挨拶した。



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1歳になって初めて声掛けてみたんだが、なかなか利発そうな女の子だ。
そりゃ未来の女王陛下だもんな。将来が楽しみだ。



家に帰る前にハーブを採ってると、タバサが小走りで駆け寄ってきた。


「あなた!ここにいたんですね」
「ん?どうした?」
「あなたが帰ってきてから渡そうと思ったんですけど、待ちきれなくて…」

そう言いながらタバサがポケットから取り出したのは、小さな香水瓶。
なんだろうと思って見てると、ソレを俺へ差し出してきた。


「私から、お誕生日のプレゼントです♪」
「お、いいのか?悪ィな♪」

誕生日に、しかもタバサからプレゼントを貰えたのが嬉しくて、俺は上機嫌で香水を受け取った。
今まで見たコトがない香水だ。試しに使ってみると、ラナンの香りとはまた違ったいい香りが広がった。


「いいな、コレ。サンキュー!」
「エヘヘ、喜んでもらえてよかったです♪」


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なんだか独身時代に戻ったような気分だ。
その日は2人一緒に、子供たちの待つ家へ帰宅した。










30日。
今年も今日で終わり。1年てホント、あっという間だ。



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タバサとタマキ、それにアサヒ。
3人と今年1年の感謝の気持ちを贈り合って、最後にタバサの腹にいる子供にも声を掛ける。


「来年、お前も元気で産まれてくるんだぞ~。みんな待ってるからな~」

そうして、今年も平和に次の年へと移り変わっていった。








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ダロスの早駆け、まさかタマキちゃんが一等賞なんて思ってませんでしたw でも嬉しいなー♪
しかし子ども大将か…。なんかジャ●アンみたいだ…ww

タバサちゃんからの誕生日プレゼント、メッチャ感激しました><
だって今まで貰ったことなんて一度もなかったんだもの…^^;
しかもワイルドな香りってトコがまた、何とも言えずww

146年14日~20日『決勝と報告』


14日。
お義母さんの第2試合の応援に駆け付けた…ケド…



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お、お義母さん、試合出るまでもなく魔導師になっちゃってるじゃないスか;

エントリー後に引継いじまったんだろうなぁ;
それなら、ここはまぁ相手に勝ちを譲って……



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……やるワケないっスよね、はい…;
今日の対戦者は運が悪かったとしか言いようがねぇな;







17日。
森に魔獣が出たってんで出動したんだが、今日のは今まで見たコトねぇくらいドデカイ奴だ。



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正直ぶったまげたが、こんな相手だからこそ好き勝手させるワケにゃあいかねぇな!


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全員で総攻撃して、なんとか退治成功。
ちっさいのからバカデカイのまで、魔獣ってバラエティ豊かだ;






その日の夜は、いよいよお義母さんとアレットさんの対戦。
一応アレットさん側の応援席に座っちゃいるが、俺は2人とも応援してる。



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試合開始のゴングが鳴る。
アレットさんもお義母さんも強ぇから、どっちが勝つかなんて全く予想がつかない。



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残り時間も半分切ったところで、気付けばアレットさんの方がかなり優位に立ってた。
こっから巻き返すとなると、正直かなり難しいと思うが、どうなる…?



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後半、お義母さんもラストスパート頑張ったケド、結局50点くらいの差でアレットさんの勝利。
お義母さんは負けちまったが、清々しい顔でアレットさんと握手を交わしてた。










18日。
朝メシが終わってすぐ、タバサがそっと俺の傍に近付いてきて、一言。


「あなた。…3人目の子ができたみたいです♪」

椅子に腰掛けたままの俺は、一瞬後にガタンと勢い良く立ち上がってた。
反動で椅子が倒れたが、今はそんなコト気にしてる場合じゃない!


「ホントか、タバサ!……っ、やった!!」


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思わずタバサを抱き締める。
まさか神サマが3人も子供を授けてくれるなんて、思ってなかったから嬉しすぎる!
俺の腕の中で笑うタバサも、そっと抱き返してくれた。
タマキとアサヒに新しい兄弟が増えるって伝えたら、2人ともスゲェ喜んでくれた。
今日からまた、頑張ってフギ釣らないと、だな!



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予定日は来年の9日。タマキと同じ誕生日だ。









19日。
いよいよ今年の選抜試合の決勝戦。



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もちろんアレットさんに勝ってほしいけど、対戦相手にも健闘してほしいな。
そうこうしてる間に、試合開始。



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残り時間半分。かなり順調にアレットさんは点を稼いでる。
このままいけば、余裕持って勝てそうだ。



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結構余裕があると思ってたが、ラストは相手が追い上げてきてちょっとヒヤッとした;
24点の差で、今年の選抜試合は見事にアレットさんが優勝!
やっぱ親しい人が勝つと、嬉しいな。




闘技場から帰って、明日の星の日に備えて玄関に飾りを設置しておく。


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工芸家が代替わりしてから、真新しいモノが売られるようになった。コレもその1つ。
工芸家の腕が上がると、もっといろんなモノが増えるんだろうな。









20日。
今年も星祭りの日がやってきた。



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そういえば、今までメギアを見掛けたコトがあるのって、1回だけなんだよなぁ…。




今年からは、毎年星祭りの日に催されてきた『放流会』に参加する。
タマキも入学したことだしな。



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しばらくタマキと話しながら待ってると、進行役のハーティさんがやってきた。
…ていうか、いつの間にか壮年になってたんだな、ハーティさん。



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ハーティさんの指示で、稚魚を受け取って川に向かう。


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ちっさい稚魚をそっと川に放す。タマキも恐る恐るだけど、ちゃんと放流できたみたいだ。
終わったら、また元の場所へ集合。



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今年の放流会はこれで終了。
毎年こんなふうに稚魚を放流してっから、魚もよく釣れるんだな。バランスって大事だ。





そのままタマキと誓いの丘へ直行。
ソルのともしびもしっかり家族の人数分買ったし、準備万端だ。



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そして今年も色とりどりのともしびが揚がる。
このともしび一つ一つに、一人一人の祈りや願いが詰まってるんだと思うと、なんか胸の奥が暖かくなるんだ。


「なぁタマキ。タマキはどんな願いゴトしたんだ?」
「えっとね、いっぱい悩んだんだけど、母ちゃのおなかの赤ちゃんが、元気に産まれてきますようにってお願いしたの」

そう言って笑うタマキの頭をクシャクシャ撫でる。

…そうだな、父さんも同じコト祈ってたんだぞ。

何も話してなくっても、家族ってこんなふうに繋がってるんだなーって思うと、なんか幸せな気持ちになった。









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選抜試合、お義母さんは負けちゃいましたが、ギリギリで魔導師になってたんでセーフでした^^;
というか、『お人好し』のアレットさんがここまで強いとは思わなんだ…。

そして3人目の懐妊報告!また楽しみが増えました♪
自然妊娠だと3人目くらいまでが関の山らしいので、とりあえず子供は3人までかなー?
そこはまぁ、神のみぞ知る、ですねw

あと、ここで少しお知らせを。
11月から管理人が就職しましたので、更新速度が今までより遅くなります。申し訳ありません><;
お休みの日とか休前日とか、なるべくまとめて更新していこうとは思ってますので、どうぞよろしくお願いします。

146年9日~13日『白熱する試合、燃え尽きた恋』


9日。
今日はタマキの3歳の誕生日だ。



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タマキが産まれてもう3年経つのか、早ぇな~。
これからもずっと一緒だからな、タマキ。




夜は闘技場で選抜試合。


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シーザー殿下VSアレットさん。
アレットさんって農場員のイメージしかねぇけど、強いのか?とか思ってたら、試合開始のゴングが鳴った。



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アレットさんはジリジリ壁際に追いやられてるものの、大技連発で点数を稼いでるから今んトコ有利だ。


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結局、大差をつけてアレットさんの勝利で終わった。
フランキーさんといい、実は夫婦揃って強かったんだなぁ、アレットさん。









10日。
今日の対戦は、昨日勝ったアレットさんの娘・クリスティンと、我らがお義母さんだ。



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…なんつーか、クリスティンにゃ悪いが、お義母さんが負ける気がしない;


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残り時間も半分切った。あんまり点差は開いてないが…


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お義母さんが情け容赦ないドラゴンブレードを叩き込んで、俺の予想通りクリスティンは初戦敗退してしまった。
まあ新成人と前回優勝者じゃ、相手が悪かったとしか言いようがねぇわな;










11日。
この日、アルの恋人のガリーナが、他の男と結婚した。



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ついに、というか、なんというか。
でもこれで、アルがガリーナに縛られなくてもよくなったってコトだ。考えようによっちゃあ、次の恋に進むいい機会だって思う。


(アル、大丈夫……じゃ、ねぇだろうな。しゃーない、今日は飲みにでも誘うか)

思い立ったがナントヤラ。
俺は陽が落ちるのとほぼ同時にアルを酒場へ連れ出した。







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だけど、俺が心配してたよりもアルは元気そうで。
ガリーナが結婚したことなんか、まるで気にしてないようだった。


「………なぁ、アル」
「んん?何だい?」
「お前さ、平気なワケ?その………ガリーナが結婚したコト、とか」

アルは少しキョトンとしたあと、困ったように笑ってみせた。

「まるっきり平気なわけじゃないけど…それが彼女が選んだ道なら、オレがとやかく言うことは出来ないよ」
「……なんつーかお前、諦め早すぎだろ。ホントに好きなら、掻っ攫うなり何なりして、自分の方を向かせりゃいいじゃねーか」
「それをしたとして、ガリーナが心から幸せになれるとは思えないよ」

そんなふうに困った顔して笑われたら、俺はもう何も言えなくなる。

…俺は何か納得いかねーケド、アルが納得してんならそれでいい…んだろうか?
ったく、なんで俺の方がモヤモヤしなきゃなんねーんだよ;









13日。
アレットさんの第2試合の応援に、闘技場へ駆け付けた。



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試合開始のゴングが鳴って、アレットさんはこないだと同じように大技を連発する。


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その結果かなりの差が開いて、


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危なげなくアレットさんの勝利!
これはホントに優勝もいけるかもしれねぇな。






闘技場から帰ると、タバサがいつも通り出迎えてくれた。

「そうだ、タバサ。今日は俺たちの結婚記念日だな」
「今年で4年目ですね」
「この4年間、あっという間だったよなー。だけどこっから先も、ずっと一緒だぜ?」


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「はい♪私もあなたから離れませんから」

俺にこんなカワイイ奥サンができたように、アルのヤツにも、いつかいい嫁さんが出来るといいんだけどな。

そんなコトを考えながら、俺はタバサのほっぺたにキスを落とした。











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アルドヘルム君、2度目の失恋;;
ガリーナさんの恋人欄がずっとウリエンさんで固定されてたんで、これはアカンと思ってましたが…;
アル君、強く生きろ;;

試合ではアレットさんが順調に勝ち進んでます。クリスティンちゃんとの親子対決も見てみたかったなー。

146年7日、8日『出演』


7日。
ミハエルんトコに子供が産まれたって報せを聞いて、俺は早速出産祝いに駆け付けた。



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「ミハイル、ロレッタ!祝いに来てやったぜ!」
「アヅマさん!見てくれよ俺の子!スッッッゲェかわいいの!」

感激して泣いてるミハイルに促されて、ロレッタに抱かれてる赤ん坊の顔を覗き込む。
母親譲りの髪の色をした、男の子だ。



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「カルメロって名前にしたんだ!将来は俺に似てイイ男になるぞ~♪」
「…お前のその根拠のねぇ自信はどっから湧いて出てんだ?;」

ま、その気持ちは分かるケドよ。
俺だって、アサヒは将来俺に似てオトコマエになるって思ってるし?

ていうか、カルメロは俺にとって甥っ子になるんだな~。よろしくな、カルメロ。





明日はフェルタ祭だし、タマキとアサヒに小遣いをやっとこう。


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せっかくの祭りだ、目一杯楽しめよ、お前ら!
………俺は劇のコトで気が思いケドよ…;








8日。


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「あなた、今日は劇に出演するんでしょう?頑張って下さいね、応援してます♪」
「う゛~…; できれば出たくねぇんだけどな…;」
「村長さん役なんだよね、父ちゃ!頑張ってね!」
「僕もおうえんしてるからね!」

…………うん。俺はどうやら逃げられないみたいです;






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とりあえず劇場前に時間通り集合したものの、

なんかメッチャ緊張してきた…!;

うっわぁマジでヤバイ…; セリフは一応覚えて…きたつもりだけど、大丈夫か俺!?;
って、あああもう開幕かよ!;



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俺の出番は最初の方だけ。
神官の挨拶が終わったら舞台へGOだ。…くっそ、ここまできたら腹くくるしかねぇ…!



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うぅっ!見物人たちの視線が痛いっつーか…!;
と、とにかくセリフ噛まねぇようにしねぇと;



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この場面さえ終われば、俺の出番は終わりだ;
あーもうさっさとリアナ連れて旅立ってくれ勇者!!;



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…や、やっと終わった;
こんな緊張したのいつ振りだよ; 劇なんて出るモンじゃねぇな。



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後から聞いた話、演劇中の俺は、セリフ全部棒読みで目が異様に必死だったらしく、その場の全員がドン引きしてたらしい…(アル談。)




夕方からは大食い大会。


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アルのお袋さんが出場してたけど、優勝したのはルイーザっていうオバチャンだった。


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正直、劇じゃなくてコッチに出たかったぜ;






帰り道、アルの親父さんのセルゲイさんに会った。


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今日誕生日だったらしいセルゲイさんは、老齢になって黒かった髪が総白髪になっちまってる。
うん、でも、なんか渋さが増してイイカンジだと思うぜ、セルゲイさん。

…俺もじーさんになるんなら、こーいう渋みのあるじーさんになりてぇモンだ。











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劇に初出演したアヅマ君。
残念!キミはこの先、多分ずっと『村長』役で出演するんだと思うぞ!!
戦士になってお財布がウハウハになった結果がこれだよ!ww(村長役は国一番のお金持ちが強制的にやらされる宿命なのですw)


146年6日『1歳児の夢』

6日。
いよいよ、今日はアサヒがベッドから起き上がってくる日だ。
誕生日のケーキも準備したし、プレゼントもバッチリ買ってきてある。
あとはアサヒがリビングに来るのを待つだけってんで、俺とタバサとタマキは、揃ってテーブルの下でスタンバってた。

待つこと数分。小さな足がリビングに入ってきたのを確認して、俺たち3人は頷き合ってテーブルの下から飛び出した。


「誕生日おめでとー!アサヒ~!」
「アサヒくん、おめでと~♪」
「おめでとー!」


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タマキの時と同じように、ポカンとしてるアサヒ。
だけど、そんなアサヒの第一声は意外なものだった。


「……たんじょうび?…あぁ、そうだっけ。忘れてたよ」


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そう言って、ホワワンとした調子で眠たそうに目をこする。

…え…っと。一応これは喜んでくれてんの、か?;

完全に肩透かしを喰らった俺たちは、ぎこちなく視線を交わしながら席に着いた。



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だけどやっぱり子供は子供。
今はタバサの隣でケーキに夢中になってる。

こうやってタバサと並んでんのを見ると、アサヒはタバサ似なんだってコトが分かる。
口元は俺似かなって思うケド、輪郭や目元なんかはタバサそっくりだ。
…こりゃ、将来背も低いまんまかもしれねぇな。


「そういや、アサヒは将来何になりたいんだ?」
「しょうらい?…んっとね、僕、しごとちょうになりたいな」


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正直、ちょっと意外だった。
男の子だから、てっきり『戦士長~!』とか、『龍騎士~!』とか、『バグウェル~!』とか言うかと思ってた。


「なんだってまた仕事長なんだ?戦士にはキョーミねぇのか?」
「だって僕、『あらそいごと』はきらいだし。それに、いっしょうけんめいはたらいて、えらくなって、ママやパパに『らく』させてあげたいもの」


……………な、………


なにこの子!?超いい子なんだけど!!?

うわ、ちょ、後光が!!後光が差して見える!!;
あああタバサが泣きそうになって…て、俺も泣きそう!!

い、いかんいかん!親父ってなぁカンタンに泣いちゃいけねぇんだっ!!;



「そ、そっかー!アサヒは家族想いなんだなー!」
「うん!パパもママもお姉ちゃんも、みんな大好きだよ♪」


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し、白い歯が眩しい!!天使2号…!!

ホント、俺たちがビックリさせるつもりが、逆にこっちがビックリさせられた;
でも、子供にこんなこと言われると、親としてはスゲェ嬉しいな。

うん、これで今日はいつもより仕事頑張れそうだ。






今年の選抜試合の受付は、今日で締切だ。
誰がエントリーしたのか確認しとこうと思って、仕事帰りに闘技場へ寄ってみた。



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今年は魔導師候補の選抜試合。
前回優勝したお義母さんはあのまま魔導師にはならなかったから、今年また出場するみたいだ。
あとは親衛隊長クラウディオさんの奥さん、ベアーテさんに、アレットさんとクリスティンのドールマン母娘も出場か。
今年も試合は白熱しそうだな。





闘技場から家に帰ると、留守番してたアサヒが出迎えてくれる。

「おかえりなさい、パパ!」
「おう、ただいま。寂しかっただろ?」
「ううん、へいき!だってパパがくれた『ジョセフィーヌ』に『マリアンヌ』に『フランソワーズ』がいっしょだったもん!」
「……ジョセ…何?;」
「ジョセフィーヌだよ。ほら、この子!」

そう言ってアサヒが俺に掲げて見せたのは、今朝誕生日プレゼントとして俺がアサヒに贈ったイムぐるみ。
………ナルホド、これが『ジョセフィーヌ』ね…;
ていうかなんで女の名前ばっかなんだ?;


「ねえ、パパ。しごとちょうになるには、何を勉強したらいいの?」
「えぇ?; そりゃまぁお前、アレだ…えーと、マジメに仕事してりゃ、イヤでもなれるから安心しろ、うん」
「そんなわけないよ、パパ。仕事ができても『じんかくしゃ』じゃないと、だれも『しじ』してくれないんだって王さまが言ってたよ」

陛下、庶民の1歳児にゃ早い話だと思います!;


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でもまぁ、自分から勉強しようって思う気持ちは大事だよな…(俺なんて全然だったけど)

だけど子供の間は、遊ぶのも勉強の内なんだぜ。
優しいだけじゃなくって、強い男に育ってくれよな、アサヒ。













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タマキちゃんがアヅマ君似なのに対して、アサヒ君はタバサちゃんと同じ顔系統でした♪
むむむ、この髪型も見たことないぞ。。。

というか、アサヒ君の『パパ』呼びにコッソリ萌えましたww父ちゃじゃないのねww

146年1日~5日『入学』


146年、1日。
今日から新しい年のスタートだ。



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家族みんなに新年の挨拶をして、朝メシを済ませたらハールの庭園に直行。


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今年も新しい天使像が奉納されて、新年の儀が締め括られる。
なんかもうすっかりこの国の一員なんだなーって、今更だけど改めて思う。



昼からは成人式だ。
今年の新成人は1人だけ。フランキーさんトコのクリスティンだ。



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俺がこの国に移住してきた頃は、まだこ~んなにちっちゃかったのにな~。
つくづく、時間の流れを早く感じる。



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フランキーさんもアレットさんも、一人娘が成人するってんで、凄く嬉しそうだ。


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クリスティンもこれで大人の仲間入り。
これからどんな活躍を見せてくれんのか、楽しみだな。





そして、夕方からはいよいよタマキの入学式だ。
なんだか、親の俺の方がソワソワしてる。



しばらく待ってると、入学する子供たちやその親たちがゾロゾロとやってきた。
その中には当然、タマキとタバサもいる。

「いよいよだな、タマキ。緊張してねぇか?」

「だいじょうぶだよ!父ちゃと母ちゃはそこで見てて!」
「うん、ちゃんと見てるからね♪」

タマキは走って行って、入学者の列に加わった。
去年に比べて、今年は入学する子供の人数が多い。
これなら、タマキも友達がいっぱいで寂しくないな。



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入学式は、親衛隊員のユリアさんが進行していく。
知ってる人が先生やってくれてっと、なんかちょっと安心するよな。



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明日は早速、花畑に遠足に行くらしい。
よし、そうと決まれば張り切って弁当持たせてやんないと!
これから3年間、学校ガンバレよ、タマキ。





家に帰ると、まだ入学式の興奮が残ったまんまのタマキが駆け寄ってきた。
明日の遠足が楽しみで仕方ないっていったカンジだ。


「父ちゃ、あたしちゃんと勉強できるかな~?」
「心配しなくても、タマキなら大丈夫だって。つーか勉強も大事だけど、友達もたくさん作るんだぞ?せっかく同級生がたくさんいるんだし」
「うん!トモダチたくさんできるといいな~」


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目をキラキラさせてるタマキの頭を、俺は小さく笑いながら撫でてやった。








2日。
初登校だし、タマキを学校まで送ってやろうかと思ってたトコに、魔獣接近の報せ。
ったく、ホントにアイツら空気読めねぇな!;



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速攻で倒したはいいが、もう昼になっちまってる。
あーあ、タバサが代わりに送ってやってくれてたらいいんだけど;









4日。
毎年恒例の料理コンテストが催される日だ。
今年もお義父さんが出場してる。



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さて、誰が優勝すんのかなーって見物してたら、


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お義父さん、まさかの2年連続優勝。
スゲェな、これが主夫の実力か。侮れねぇ;






その日の夕方、大通りの西側を歩いてると、タマキの姿を見付けた。

「おーい、タマキ。もう遅いから帰ぇるぞ~」
「あ、父ちゃ!うん、一緒に帰る!」
「おっし、じゃあ手ぇ繋ごうな」
「わーい♪」


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親子で手を繋いで、茜色に照らされた道を歩く。
道々、タマキは学校であったコトや友達の話をしてくれて、帰り着くまで話が途切れることはなかった。



「ただいまー」
「ただいま~!」
「おかえりなさい、あなた、タマちゃん♪」

子供と一緒に帰れば出迎えてくれる嫁さんがいる。
こういう幸せがずっと続いてくれるといいって、ふとした時に思うんだ。



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5日。
まったく予想外の報せが耳に飛び込んできた。



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…ちょ、村長って; ていうか俺、演劇なんかやったことねぇぞ!?;
うっわぁ、マジかよ…出たくねぇなぁ;


まぁとにかく、まずは朝メシを食ってから、タマキに弁当を手渡す。
今日は魔獣も出ねぇだろうし、学校に送ってってやるかな。


「タマキ、学校に行く準備出来たんなら、送ってってやろうか?」
「んーん、大丈夫!あたしちゃんと1人で行けるもん!」
「そっか、なら安心だ。エライぞタマキ♪」


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なんて言いつつ、ホントは少し寂しかったり。
ああ、こんなふうに少しずつ子供って自立してくんだなーとか思っちまってさ。

タマキを見送った後で、今度はベッドで眠るアサヒにも声を掛けた。


「お前も明日で1歳だな。早くいろいろ話してみてぇよ」

お前はどんな子に育ってくんだろうな?
ああそうだ、誕生日のケーキとプレゼント、ちゃんと用意しといてやんねーと。

明日は楽しみにしとけよ、アサヒ。












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タマキちゃんも入学して、ちょっぴりお姉さんになりました^^
同級生が大量にいるので、将来どんな人間関係が出来上がってくのか楽しみです♪

そしていよいよアサヒ君のお顔判明…!一体どっちに似てるのか、ドキドキです><

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